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2007年6月27日(水) ヘッジファンドの運用悪化

6月は、米大手投資銀行系のヘッジファンドの運用悪化に関するニュースが金融市場の注目を集めました。ヘッジファンドは、ケイマンやマン島などに籍を置き、各国の規制の対象とならない形態をとることで、機動的な運用を行う富裕層を対象としたハイリスク・ハイリターンの投資商品です。

 

日本では、一般個人投資家向けにヘッジファンドに投資する投資信託(ファンド・オブ・ヘッジファンズ)やヘッジファンドの指数への連動を目指す投資信託が販売されており、これらの商品への投資は数万円程度から可能となっています。しかし、購入単位が小口化されているからといって、リスクが小さいというわけではありません。小口化されることで、コストが更に割高になるという指摘もあります。

 

さすがに、確定拠出年金向けには、ファンド・オブ・ヘッジファンズは提供されていないとは思いますが、年金向けでないにしても、ヘッジファンドが持つ漠然とした「儲かりそう」などというイメージだけで、個人投資家が手を出すべき商品ではないでしょう。

 

ファンド・オブ・ヘッジファンズについては、情報公開、ファンド選定の基準、手数料およびコストの規制のあり方など様々な点について、多くの問題が世界的に提起されており、証券監督当局や証券取引所等から構成されている国際的な機関である証券監督者国際機構(IOSCO)では、作業部会である投資管理常設委員会において、ヘッジファンドについての諸問題の検討を行っています。日本においても、金融庁を通してファンド・オブ・ヘッジファンズに関する諸問題に対してパブリックコメントの募集が行われており、世界的に、規制が強化される方向に進んでいるところです。

 

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