株式の投資尺度


株価は企業の業績、その企業が属する業界独自の要因、季節要因、受給、金利・為替などの経済要因、政治や海外の経済活動など実にさまざまな要因がからみあって変動します。

さまざまな要因が株価に影響を与えますが、そのなかでも株価に最も重要な影響を与えるのはその企業の業績です。企業の業績は損益計算書や貸借対照表などの会社の財務諸表から読み取ることができ、これらとニュースや企業発表などと併せて投資対象企業の収益を予想したり、成長性を判断します。

しかし、たとえ企業の業績を調べることができたとしても、株価が業績を反映した水準にあるかどうかの判断はできません。たとえば、同じ業種に属するA社とB社という2つの会社の売上高の大小だけを比較しただけでは株価は判断できません。売上の大きい会社の株価は高く、売上の小さい会社の株価は安くなるということにはならないからです。利益についても、その絶対額の大きさだけで株価が決まるわけではありません。株価が業績を反映しているかどうかという判断には業績と株価を照らし合わせる別の指標が必要となります。

株価が適正水準にあるかどうかを判断する指標や企業が投資に値するかどうかを検討する指標にはさまざまなものがあります。代表的なものに次の指標があります。