外国籍投資信託の株式型・グローバル型・バランス型ファンドとはどのようなファンドのことですか。


株式型・グローバル型・バランス型ファンドとは

株式を主な投資対象とする外国籍の投資信託のうち、世界中に分散投資するタイプのファンドで、投資対象に株式の他に債券も含める外国籍投資信託を、日本証券業協会では「株式型・グローバル型・バランス型」ファンドと定義・分類しています。

 

外国籍投資信託

  1. 株式型
    • グローバル型
      • 通常型
      • バランス型
    • 地域別型
  2. 債券型
  3. その他

(地域別型の小分類、債券型の中分類等は省略してあります。)

この中には、米国で最も古いミューチュアル・ファンド(投資信託)の一つでもあるBNYメロン・ラージ・キャップ・セキュリティーズ・ファンド(旧名称ザ・ドレイファス・ファンド・インコーポレーテッド)も含まれています(現在、日本国内での募集は行なわれていません)。同ファンドは1947年に米国で設定された米ドル建ての会社型投資信託で、既に70年以上も運用が続いています。日本における代行協会員は大和証券です。

 

多様なバランス型ファンド

バランス型ファンドには、株式を中心に運用するファンド、株式と債券に分散投資するファンド、債券を中心に運用するファンドが含まれており、同じ「株式型・グローバル型・バランス型」に分類される外国籍投資信託であっても、リスクレベルはファンドにより大きく異なっています。

また、同じ債券を中心に分散投資するタイプのファンドであっても、高い格付けの債券だけを投資対象としているファンドもあれば、ハイ・イールド債券と呼ばれる低い格付けの債券を主な投資対象としているファンドもあります。当然、ハイ・イールド債券を投資対象とするファンドの方がリスクは高くなります。

また、通貨についても、米ドル建て、ユーロ建て、円建てのものがあり、為替リスクの大きさはファンドにより大きく異なります。