不動産の稼働率とは?


不動産の稼働率とは、オフィスビル、居住用ビル、商業用テナントビルなどにおいて賃貸可能な面積のうち実際に賃貸している面積の割合を言います。

不動産投資信託のディスクロージャー資料において、全運用不動産稼働率という言葉が出てきますが、これは、不動産投資法人が保有している全ての不動産において、賃貸可能な面積の合計に占める実際に賃貸している面積の合計の割合です。

当然、この稼働率が高いほど、効率的な運用ができていることになります。いくら新しい物件を次々と入手して、賃貸可能な面積が増えても、稼働率が低ければ収益の増加には結びつきません。

最近の稼働率の実績を見てみると、ほとんどの不動産投資法人が90%以上の高い稼働率を記録しています。不動産投資法人では、決算期ごとに稼働率を公表しています。また、月次ベースでホームページにおいて公表しているファンドもありますので、購入前のチェック項目の一つとして確認しておきましょう。

なお、不動産投資信託全体の稼働率を見ると、次のグラフのように若干低下傾向にあるものの、高い稼働率を維持しているのがわかります。

J-REIT全体の稼働率

J-REIT全体の稼働率