ミリオンとは?


ミリオンとはサラリーマンが給与天引きで購入することができる累積投資専用の投資信託のことです。この給与天引きで投資信託を購入する制度を従業員積立投資プランと呼び、1987年に誕生してから、複数の大手運用会社がこの制度のためのファンド(ミリオン)を運用しています。

ミリオンを利用するためには、企業と証券会社がミリオン利用に関する契約を締結している必要があります。その上で、各従業員が証券会社との間で積立投資契約を結びます。買い付け金額については、給与天引きで、各企業の事務局を通じて販売会社に支払われます。買い付けは通常5000円以上1円単位で従業員各々が決めることが可能です。一般に、購入時には手数料はかかりません。また、分配金は税引き後無手数料で再投資されますが、再投資により増加した受益権は、振替口座簿に記載または記録されます。

ミリオンでは通常、インデックス型とボンドミックス型など複数のタイプのファンドが用意されており、従業員が積み立てるファンドを選択することができます。

例えば、野村アセットマネジメントの運用するミリオンにおいては、2012年5月末現在)次の4本のファンドが用意されています。

1.   インデックスポートフォリオ・・・日本の株式を主要投資対象とし、信託財産の成長をはかることを目的として、運用を行なうファンド。

2.   バランスポートフォリオ・・・日本の株式および内外の公社債を実質的な主要投資対象とし、信託財産の成長と安定した収益の確保をはかることを目的として、運用を行なうファンド。

3.   ジャパン ドリーム ポートフォリオ・・・日本の株式を主要投資対象とし、信託財産の成長を目標として、積極的な運用を行なうファンド。

4.   リザーブ ポートフォリオ・・・ファンドは、内外の公社債等を主要投資対象とし、信託財産の着実な成長をはかることを目的として、安定的な運用を行なうことを基本とするファンド。

ミリオン利用のメリットは、給与天引きで手軽に積立ができるということのほかに、毎月一定額ずつ投資信託を購入することで、平均取得価額を低くするというドルコスト平均法のメリットを享受できることにあると言われています。ただし、同じように毎月一定額ずつ投資信託を積み立てる確定拠出年金のように購入額を所得控除として認める、あるいは運用収益は年金引き出し時まで課税が繰り延べられるといった税制上の優遇措置は講じられていません。

ミリオン型ファンドの例:

【野村アセットマネジメント】

  • ミリオン インデックスポートフォリオ

【日興アセットマネジメント】

  • ミリオン インデックスポートフォリオ

【大和投信】

  • ミリオン(従業員積立投資プラン)インデックスポートフォリオ
  • ミリオン(従業員積立投資プラン)フィナンシャルミックスポートフォリオ

【岡三】

  • ミリオン(従業員積立投資プラン)インデックスポートフォリオ