分配金を再投資するとはどういうことですか?


分配金の再投資とは

投資信託収益分配金は、通常、年1回、年2回、毎月など、ファンドごとに決められた決算時に分配され、原則として決算日から5営業日目以降に投資家に支払われます。

投資信託の基本

投資家は、この分配金を現金で受け取るか、受け取らないで、同じ投資信託の追加購入に充てることもできます。後者を分配金の再投資と呼びます。分配金の再投資では、分配金から税金を差し引いた資金で、決算日の基準価額で同じ投資信託が追加購入されます。この際に、手数料はかかりません。

投資信託を購入する際に、分配金を現金で受け取る場合には、分配金受け取りコースを選択します。分配金受け取りコースのことを一般コースと呼ぶ証券会社もあります。

一方、分配金を受け取らないで、同じ投資信託の追加購入に充てる場合には、再投資コース、あるいは自動けいぞく投資コースと呼ばれるコースを選択します。

 

分配金の再投資のメリット

分配金を生活費など、使用する予定がある場合は現金で受け取れば良いのですが、特に使用する予定がないのであれば、再投資することで、複利効果により効率的な資金運用が可能となります。