投資法人とは?


投資法人とは

投資法人とは投資信託の一種で、資産を主に特定資産に対する投資として運用することを目的として、投資信託及び投資法人に関する法律に基づき設立された社団です。会社型投資信託とも呼ばれています。英語ではInvestment Companiesと呼びます。ここでいう特定資産とは、有価証券、デリバティブ取引にかかる権利、不動産、不動産の賃借権、地上権、約束手形、金銭債権、匿名組合出資持分、商品、商品投資等取引に係る権利のことです。投資法人には不動産投資法人、証券投資法人、インフラ投資法人があります。

 

不動産投資法人

不動産投資法人はJリート(不動産投資信託)のことで、多くの投資家から資金を集め、その資金を主に不動産への投資によって運用し、その結果得られた収益を投資家に分配するという仕組みの投資法人で、証券取引所に上場しています。2017年9月末現在、59本のJリートが東京証券取引所に上場しています。

不動産投資信託の基本

 

証券投資法人

証券投資法人とは、集めた資金を主に有価証券への投資によって運用し、その結果得られた収益を投資家に分配するという仕組みの投資法人です。かつては「ベンチャービジネス証券投資法人」や「ベンチャー・リヴァイタライズ証券投資法人」などが上場していましたが、2017年9月現在、公募の証券投資法人はありません。

 

インフラ投資法人

インフラ投資法人は、再生可能エネルギー発電設備及び公共施設等運営権などのインフラ資産に投資する投資信託です。2017年9月現在、3本のインフラ投資法人が東京証券取引所に上場しています。

インフラ投資法人(上場インフラファンド)について