不動産投信Q&A

不動産投信ファンドって何ですか?

上場不動産投資信託を主な投資対象とする証券投資信託を一般に不動産投信ファンドと呼びます。上場不動産投資信託を英語でREIT(Real Estate Investment Trust:リート)と呼ぶことから、REIT(リート)ファンドと呼ばれることもあります。

 

不動産投信ファンドは、2003年7月に投資信託協会における運用ルールが変更されたことに伴い、REITを組み入れたファンド・オブ・ファンズの設定が可能となったことから誕生した比較的新しいタイプの投資信託です。投資対象が複数の上場不動産投資信託であることから、投資信託協会の分類では、投資対象となる国や地域の違いにかかわらず、ファンド・オブ・ファンズに分類されています。投資対象とする上場不動産投資信託は、日本の不動産投資信託だけでなく、米国や豪州などの不動産投資信託などがあり、対象国はファンドにより異なります。設立形態としては、国内投信だけでなく、外国籍投資信託もあります。

 

国内投信としては、第一勧業アセットマネジメント株式会社が2003年10月に日本初の上場不動産投資信託を組み入れたファンド・オブ・ファンズ「DKA J-REIT インデックス ファンド(愛称:ビル オーナー)を設定し、同年11月には、フィデリティ投信が米国の証券取引所に上場している不動産投資信託を主要投資対象とした「フィデリティ・USリート・ファンド A」と「フィデリティ・USリート・ファンド B」を設定しました。その後、国内外の上場不動産投資信託を投資対象とする不動産投信ファンドの設定が相次ぎ、2005年6月30日現在、50本以上の不動産投信ファンドが運用されています。毎月分配型が多いのが特徴です。外国籍投資信託では、ML・グローバル・インベストメント・シリーズ豪州不動産投信ポートフォリオ(アジア・オセアニア型)、ジャナス・US-REIT・ファンド(米州地域型)などが国内で販売されています。

 

日本の上場不動産投資信託への投資には最低でも50万円程度の資金が必要ですし、海外のREITを直接購入するのは、個人投資家では実質的には不可能ですが、不動産投信ファンドであれば、1口1万円程度からの投資が可能であり、比較的安定した分配金を獲得できる、株式や債券などの伝統的資産のパフォーマンスとの相関が低く分散投資効果が期待できることなどの要因が不動産投信ファンドの人気の背景にあるようです。

 

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