外国投信Q&A
元本確保型債券ファンドとはどのようなファンドですか?
外国の銀行の信用状や元本確保オプション契約などによって、償還時の元本部分が外貨ベースで確保される外国投信です。
ファンドの資産を安定運用部分と積極運用部分の2つに大きく分けて、安定運用部分では、債券などの収益が読めるものに投資して、その利金収入で償還時に元本が確保できるように安定運用部分と積極運用部分の比率の調整を行うというのが従来の元本確保の仕組みでした。
最近では、銀行の信用状を活用した元本確保の仕組みが主流になっています。これは、ファンドの運用が万が一失敗した場合には、その損失を信用状を発行した銀行などが補填することによって元本を確保するという仕組みです。
しかし、いずれの元本確保の方法でも、元本は外貨ベースで確保されるのであって、円ベースでの元本が確保されるのではありませんから、為替リスクは存在します。また、元本の確保の方法はファンドにより異なります。
なお、元本確保型の投信は元本が保証されているわけではありません。あくまでも元本を確保する仕組みが用意されているというだけで、販売した証券会社が投資家に対して元本を保証してくれるわけではありません。また、元本を確保する仕組みは通常、ファンドの償還時のみ有効となるため途中でファンドを解約したばあ、運用状況次第では元本が戻らない場合も考えられます。
信用状を発行する銀行は欧米の一流の銀行であり、その信用力は現在のところ非常に高いのですが、ファンドの償還時にその信用力が低下していることも考えられますから、最悪の場合、損失補填が実行できない可能性もないとは言えません。

