業種別生産・生産者出荷・生産者在庫指数 ナフサ基準価格 業種別株価指数<化学・繊維・紙株型ファンドの情報
★鉱工業生産指数 業種別指数
経済産業省 経済産業政策局が月次で発表している鉱工業生産統計の業種別生産指数で、各業種の生産実績の推移を見ることができます。この指数には、業界全体の指数と品目別に分けられた指数があり、前年比増減率で同じ業界の中でもどの業種の生産、出荷が伸びているか、在庫がうまく調整されているかというこ とで、需要動向をつかむことができます。紙・パルプ業界のように国内消費量に占める輸出入の割合が少ない内需型産業は、特に国内生産量、出荷量に 着目すべきでしょう。また、景気の局面で業種別に生産の伸びの強弱があら われることもあります。例えば化学業界では、景気拡大期のときは石油化学、 誘導品が、下降局面においては樹脂加工や特殊化学などが強いと言われてい ます。
Aナフサ基準価格・・・石油化学製品の基礎原料になるナフサの基準価格★資源・エネルギー統計(経済産業省 資源エネルギー庁)
油化学製品の基礎原料はそのほとんどがナフサと呼ばれる粗製ガソリン です。国産と輸入ナフサに分かれ、海外産ナフサは中東からの輸入が多く、 原油価格と連動して推移します。国産ナフサは輸入ナフサの通関価格を加重平均し、通関後の諸掛かりとして2千円上乗せして四半期ごとに基準価格が決定します。アジア地域は、西欧とともにナフサの2大市場で、現物のリスクヘ ッジ需要が高く、東京オープン・スペック・ナフサ市場では内外の石油会社、 商社、石油化学メーカーなどが集まって、ナフサのスポット取引、先渡し取引を行っています。このスポット価格の推移から、為替相場の状況に応じて 四半期後のナフサ価格をある程度予測することが出来ます。ナフサ価格が1` g当たり千円上昇すれば汎用樹脂の原料コストは1g当たり2円アップすると言われ、ナフサ価格の上昇は石油化学関連企業の収益に大きく影響します。 このナフサの価格に連動して価格が決定する化学製品も多く、化学繊維など の製品価格にも大きく影響します。
業種別株価指数とはTOPIX(東証株価指数)を補完する指数の一つで、東京証券取引所の市場第一部上場銘柄を、総務庁統計局の定める「日本標準産業分 類」により、建設、化学、電気機器等の33業種に分類し、それぞれの業種の 株価指数を算出したものです。
一口に化学・繊維・紙株型のファンド、あるいはそれらの業界の銘柄を中 心に運用するファンドといっても、各商品の中身は異なります。化学関連株、 もしくは繊維、紙関連株だけを組み入れていたり、2業界だけを組み入れていたり、上位組入銘柄がまったく異なったりすることがあります。どのような 投信会社でどういった商品があるのか比較することも重要です。また、投信 評価会社で各ファンドにどのような評価をしているのかを見ることも、選考材料のひとつにすることができます。