@環境基準 A環境装置受注状況 B気候変動枠組条約締約国会議概要 C投資信託評価
★環境省環境基準
環境省のサイトでは各分野の環境基準を掲載しています。環境基準とは、 それぞれの環境上の条件につき、人の健康を保護し及び生活環境を保全するうえで維持することが望ましい基準のことです。この環境基準には、大気、 騒音、水質、土壌、ダイオキシン類の基準数値が載せられています。たとえば、公害が起きたとき、何を基準にしてどれくらい生活環境に悪影響を及ぼしているか、ということを考えた場合に必要な数値です。また、企業の環境対策の目標値と対比することができ、目安として利用ができる基準です。基準数値に関しては、世間から目標値の甘さも指摘される点がありますが、条件などにより適宜改正されることがあります。環境問題にまったく関心がな ければ、エコファンドに組み入れられる株式が、どういった業種、あるいは企業の銘柄なのかを知ることができません。
A環境装置受注状況・・・環境装置の受注高と対前年比日本産業工業会が同会員中、環境装置メーカーを対象に、毎年度公害防止 装置の生産実績調査および毎月受注状況調査をアンケートにより実施し、その結果を発表したものです。これらの装置は、大気汚染防止装置、水質汚濁防止装置、ごみ処理装置、騒音振動防止装置の4つに分類されており、それぞれの分野でどのような伸びを示したかを見ることができます。受注額が伸び ればそれだけ企業の環境に対する投資が増えたことになり、環境企業と呼ば れる数々の企業の環境対策の取り組み意識を図るうえでも重要な数値です。 特徴でも述べましたが、エコファンドの中には投資対象銘柄を選定する際に、 具体的テーマを挙げることがあります。この数値は種類の異なる4つの分野に分けて数値を発表しているので、特にファンドが力を入れている分野に絞って客観的に数値を把握することができます。
B気候変動枠組条約締約国会議概要・・・地球温暖化防止の国際会議の概要この気候変動枠組条約締約国会議は、二酸化炭素など、温暖化ガスの排出 削減を先進国に義務付ける京都議定書を採択した1997年の京都会議(COP3)で知られる、地球温暖化防止のための国際会議です。この議定書では、2010年をめどに1990年比で日本6%、米国7%、EU8%の削減を求めているもので、 先進国には排出枠を複数の国や企業で売買に参加できる排出権取引といった 制度を導入して目標達成に向けルールを決めていくよう採択されました。地球温暖化の問題は環境を考えるうえで絶対に無視できません。世界レベルで協議しなくてはならない問題であり、国や企業が今後どのような努力をして 温暖化ガスを削減していくかが注目されます。この議定書の発行に関しては、 エネルギー多消費型産業の国外移転による産業の空洞化懸念や、途上国の排出抑制義務の有無など問題も多く、産業全体に影響が出ることから株価の動 向も気になるところです。エコファンドを検討している場合は、この会議の 今後の動向に着目しましょう。
一口にエコファンド、あるいは環境関連産業の銘柄を中心に運用するファ ンドといっても、各商品の中身は異なります。このことからどのような投信 会社でどういった商品があるのか比較することも重要です。また、投信評価会社で各ファンドにどのような評価をしているのかを見ることも、選考材料のひとつにすることができます。モーニングスター社のファンド検索で「エ コファンド」「エコ」「環境」などのキーワードで検索すると該当するファ ンドの詳細を見ることができます。