@薬価基準 引き下げ率 A研究開発費 B主要食料品の小売価格等の見通し C業種別日経平均株価 D医薬品・株型ファンドの情報
@薬価基準
引き下げ率・・2年に一度行われる薬価基準改定の引き下げ率日本では国民皆保険制度のもと、薬の価格は国が決定しています。薬価基 準とは医療用医薬品の公定価格のこと。高齢化を背景に人口構成比が変化し、 近年は医療費の増大が懸念され、国も医療費抑制の政策をとっています。中でも医療費に占める薬剤費比率は一貫して低下しており、薬価引き下げがその引き金になっています。2年に一度薬価基準改定が行われるため、薬価引き下げ率が注目され、引き下げ前には投資家の買い控えが見られます。各医薬品企業が新薬の開発に力を入れるのは、既存の薬が薬価の引き下げによって 利益が薄くなってしまうからです。医薬品業界は医療行政と密接に関わっているため、国や厚生労働省の医療、薬事関連の動きで株価が左右します。
A研究開発費・・医療用医薬品、食品関連産業の研究開発費 両業種に共通するのは、新薬や新製品、新製法などの開発力が株価を動かす要因になっていること。個別企業、あるいは業界全体で研究開発費がどの程度投じられているか、また、製品売上高に対する割合が適正かどうかも将来性を判断するには役立ちます。たとえば医薬品業界では、開発された新薬 には高い薬価がつけられ、企業の高収益にもつながります。食品業界では健康分野やバイオ関連など、開発した企業はもちろん、業界全体の将来を拓くことになり、注目が集まります。
B主要食料品の
小売価格等の見通し・・主要食料品43品目についての当月見通し主要食料品の小売り価格等の見通しは、農林水産省が毎月発表している調査発表資料で、全国約4,800店の小売店の意見等を聴取、集約してあります。 主要食料品43品目についての小売価格を前月と前年同月と比較した見通しで、 消費動向をつかみやすいという利点があります。食品業界は景気の影響を受 けにくい業界ですが、やはり景気が低迷すると消費者は低価格志向を強め、 小売価格に敏感に反応する傾向があります。
業種別株価指数とはTOPIX(東証株価指数)を補完する指数の一つで、東京証 券取引所の市場第一部上場銘柄を、総務庁統計局の定める「日本標準産業分 類」により、建設、化学、電気機器等の33業種に分類し、それぞれの業種の 株価指数を算出したものです。 医薬品・食品関連銘柄を投資対象とするファンドでは、それぞれの業種別 株価指数をチェックすることが大切です。東京証券取引所のホームページで は、ヒストリカルグラフを描くことができます。
一口に医薬品・食品株型と言っても、各商品の性格は異なります。医薬品 株、もしくは食品株だけを組み入れていたり、両者を組み入れていたり、上 位銘柄が全く異なったりすることがあります。どのような投信会社でどうい った商品があるのか比較することも重要です。また、投信評価会社で各ファ ンドにどのような評価をしているのかを見ることも、選考材料のひとつにす ることができます。