FAQ180  グローバル・リート・ファンドとは?

 

証券取引所に上場している不動産投資信託を主な投資対象とする証券投資信託のことを一般に「不動産投信ファンド」と呼びます。上場不動産投資信託を英語でREIT(Real Estate Investment Trust:リート)と呼ぶことから、REIT(リート)ファンドと呼ばれることもあります。中でも、海外のリートに分散投資するタイプの不動産投信ファンドを一般にグローバル・リート・ファンドと呼びます。毎月分配型が多いのが特徴です。

 

不動産投信ファンドは、2003年7月に投資信託協会における運用ルールが変更されたことに伴い、REITを組み入れたファンド・オブ・ファンズの設定が可能となったことから誕生した比較的新しいタイプの投資信託です。投資対象が複数の上場不動産投資信託であることから、投資信託協会の分類では、投資対象となる国や地域の違いにかかわらず、ファンド・オブ・ファンズに分類されています。

 

グローバル・リート・ファンドは、米国、豪州、ニュージーランド、カナダ、ベルギー、日本など世界各国の不動産投資信託を投資対象としていますが、実際に組入れている国や国別の組入比率はファンドにより異なります。設立形態としては、国内投信だけでなく、外国籍投資信託もあります。

 

公募型国内投信のグローバル・リート・ファンドの第一号は、日興アセットマネジメントが2004年1月27日に設定した「日興・AMPグローバルREITファンド(毎月分配型)<愛称>グローバルREIT(リート)」です。同ファンドは、マザーファンドへの投資を通して世界各国のリートに分散投資するファンド・オブ・ファンズですが、2005年2月末現在ではアメリカとオーストラリアの組入比率が各々40%程度あり、その他にはカナダ、オランダ、フランス、シンガポールなどのリートが組入れられています。

 

2006年8月末現在、個人投資家が海外のREITを直接購入するのは、一部を除くと実質的には困難ですが、グローバル・リート・ファンドを利用すれば、1口1万円程度で海外のREITへの分散投資が可能となります。グローバル・リート・ファンドは、比較的安定した分配金を獲得できる、株式や債券などの伝統的資産のパフォーマンスとの相関が低く分散投資効果が期待できる、国内よりも高い分配金が期待できることがメリットであると言われています。

 

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