FAQ193 欧州株型ファンドとは?
投資信託には様々な種類のものがあり、投資対象とする国や地域などにより分類されています。
投資信託の業界団体である社団法人投資信託協会では、「約
款上の株式組入限度70%以上のファンドで、主として欧州の株式に投資するもの」を「国際株式型欧州型」のファンドと定義・分類しています。つまり、欧州の株式を主な投資対象としているファンド=欧州型と考えればよいでしょう。(ただし、この分類については、2008年以降変更されることになっています。)
かつては、この分類のファンドには、ドイツ、イタリア、フランスなど、欧州の特定の一国に投資するタイプのファンドが多くありました。しかし、最近は一つの国に集中投資するファンドは減り、一方で、欧州全体に分散投資するファンドが多くなっています。欧州統一通貨ユーロの導入など、欧州の経済統合が進んでいることがその要因として挙げられます。
また、欧州型のファンドの中には、東欧などの途上国を主な投資対象としているファンドもあります。同じ欧州でも東欧の株式市場は、先進国の市場と比較すると、市場が未成熟なために流動性が低く、株価の変動も大きいという特徴がありますので注意が必要です。
また、他の国際株式型ファンドと同様に、欧州型ファンドにも為替リスクが伴います。欧州では、2001年1月に単一通貨「ユーロ」が導入されたため、ユーロ加盟国については、ユーロ建てで投資が行われます。したがって、これらの国に投資するファンドでは、ユーロの対円での変動による為替リスクを受けることになります。その他の国ついては、イギリスであればポンド建てのように、各国の通貨建てでの投資となり、それぞれ為替リスクが伴います。

