FAQ36. ゴールド・ファンドとはどのようなファンドですか?

金関連の企業の株式を主な投資対象としている投資信託を一般に「ゴールド・ファンド」と呼びます。投資信託協会のファンド分類には「ゴールド・ファンド」というカテゴリー分類はなく、ゴールド・ファンドはほとんどが国際株式型(一般型)に分類されています。米国のミューチュアル・ファンドについては、米国の投資会社協会の分類の「Precious Metals/Gold Funds」(貴金属・金ファンド)という分類があり、ゴールド・ファンドはここに分類されています。
投資対象は?
ゴールド・ファンドが投資対象とする金関連株の定義はファンドにより異なりますが、概ね南アフリカ、オーストラリア、米国を中心とした金の発掘、加工、売買に携わる企業の株式を対象としています。また、ファンド資産の一部を金そのものに投資するファンドも多く見られます。
金鉱株の例
- Gold Field (南アフリカ)
- Aurion Gold (オーストラリア)
- Harmoney Gold Mining (南アフリカ)
- Lihir Gold (オーストラリア)
- Newcrest Mining (オーストラリア)
- Minas Buenaventura (ペルー)
最初のゴールド・ファンド
米国で最初に設定されたゴールドファンドは van Eck氏によって1956年に2月10日に設定されたファンド(現在の「International Investors Gold Fund」)であると言われています。「International Investors Gold Fund」は、資産の少なくとも25%を金鉱株に投資し、少なくとも3カ国以上の国の株式に分散投資を行い、資産の50%は米国以外の国の株式が占めています。また、資産の12.5%までを金・銀の現物に投資します。ちなみに、Van Eck Global社の設立者でもあるvan Eck氏は現在、米国における最年長のゴールド・ファンドのファンドマネージャーとも言われています。
ゴールド・ファンドのメリット
- インフレヘッジ
金は伝統的にインフレヘッジとして利用されてきました。インフレにより物の価格が上昇し、通貨価値が下落するような状況でも、金の価格はインフレにスライドして上昇する傾向にあるためです。このため、ゴールド及びゴールド関連株に投資するファンドもインフレヘッジ効果が期待できると考えられています。
- 投資分散効果
金の価格は伝統的な投資対象(株式や債券など)との相関関係が低く、このため、金をポートフォリオに組入れることで分散が図られ、リスク低減に繋がります。
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