FAQ42. ベア型ファンドがレンジ相場に弱いと言われるのは何故ですか?

 

相場が下がっても儲かるファンドとして登場したベア型ファンドですが、相場が上下動を繰り返すと、基準価額はわずかながら、どんどん下がってしまうという欠点があることは以外と知られていません。

 

ベア型ファンドは、対象となる株価指数の変動率に対して、正反対の動きをするように設計されています(レバレッジを効かせていない、倍率が1倍の場合)。

 

しかし、変動幅に逆連動するのではなく変動率に逆連動するという設計上、相場が上下に乱高下する過程で微妙にズレが発生してしまうのです。

 

簡単な例で説明しましょう。まず株価指数が100から110、120、110と変動して、再び100に戻ったとします。それぞれの変動率は10%、9.09%、マイナス8.33%、マイナス9.09%となります。

 

次にベア型ファンドの動きをトラックしてみましょう。株価指数の変動率に対して逆連動するわけですから、それぞれマイナス10%、マイナス9.09%、プラス8.33%、プラス9.09%変動させればいいわけです。すると、100から始まったベア型ファンドの基準価額は、90、81.82、88.64、96.69と推移することになり、元の100には戻らないことがおわかりでしょう。これだけの変動で、すでに3.31%の下方への誤差が発生しています。実際の株価指数の動きは毎日上下に乱高下するわけですから、わずかな誤差でも時が経過するにつれて積み重なってゆき、連動性(より性格には逆連動性)は徐々に低下することになります。

 

これがベア型ファンドはレンジ相場に弱い、あるいは長期保有に向かないといわれる理由のひとつです。ベア型ファンドに投資する際には、この点をよく理解しておくことが必要です。

 

なお、ブル型ファンドで株価指数の動きと同じ変動率(つまり1.5倍、2倍などレバレッジの効いていないもの)で推移するよう設計されているものは、このようなクセはありません。ブル型ファンドでも、レバレッジが効いているものはベア型ファンドと同様のクセを持っていますので注意が必要です。

 

 

前へ次へ


【本を読もう!】

ファンド情報

ファンド検索 騰落率 価格推移

いろいろな投資信託

不動産投資信託 外国籍投資信託 上場投資信託 (ETF)

ファンドプラスα

確定拠出年金 変額年金保険 商品ファンド

投信ガイダンス

投資信託の基本 投信Q&A 投資信託のメリット 投資信託の歴史 投資信託用語集 ベンチマークについて 投資信託の評価 商品分類 リスクを勉強しよう! ⇒もっと見る

投資信託のデータ色々

国内最大ファンド・ランキング 運用会社別純資産総額 ⇒もっと見る

読んで納得!

タカハシくんの投信生活 インタビュー 投信ニュース 投資信託トピックス 購入者の声 テーマファンド シナリオで選ぶ投資信託 お金のことわざ 愛称名称物語 投信サイトレビュー

お役立ち情報

目論見書の読み方 投資信託リンク集 運用会社情報 販売会社情報 法律も知っておく?

その他色々

サイトマップ サイト内検索 アマゾン書店 資料請求 投信フォーラム 熱海日記(BLOG) BASIC&BASIC 新着情報