FAQ90 スタイル・インデックスとは何ですか?

 

投資信託にはいろいろな種類があります。例えば、国内の株式に投資する「国内型」の投資信託といっても、必ずしも国内株式のすべてを投資対象としてるとは限りません。インターネット関連株にだけ投資するファンドや大型株にだけ投資するファンドのように業種やセクターを限定したものもあります。また、「成長性の高い銘柄を選んで投資します」とか「PERの低い銘柄に絞って運用します」というように、運用の考え方を特定しているファンドもあります。

 

こうしたとき、運用が上手くいったかどうかを市場全体と比較して測るのは必ずしも合理的ではありません。最初からインターネット株だけで運用すると言っているファンドならば、インターネット株全体と比べてより儲かったかどうかで運用の良し悪しを測るべきでしょう。同じように、PERが低い銘柄だけで運用するならば、市場全体からPERの(通常は市場平均よりも低い)銘柄だけを全てピックアップして、それ全体と比べて運用の良し悪しを測るべきでしょう。

 

後者の考え方で作った運用パフォーマンス指標をスタイル・インデックスといいます。通常少なくとも「大型成長型(大型株のうちPERやPBRの高いもの)」、「大型割安型(同じく低いもの)」及び「小型(小型株インデックス)」の3つ、多い場合大型・中型・小型の規模3つ、「割安・成長」の2つ、掛け合わせて6つ程度に市場全体を分割してそれぞれにインデックスを設定し、ファンドがこのうちどれに属するかを見極めてインデックスと比較します。

 

こうしたスタイルに合った比較対象(=ベンチマークとなるインデックス)は、運用会社がファンドの企画と運用スタイルに合わせて独自に作成する場合と、運用評価会社などが作成しているインデックスを用いる場合があります。

 

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