投資信託のリスクを勉強しよう

 

金利リスク

金利リスクとは、金利の変動によって、債券価格が変動するリスクのことです。

 

金利と債券価格の間には、「金利が上がれば、債券価格は下落する」「金利が下がれば、債券価格は上昇する」という関係が成立しています。したがって、金利変動によって損失を受ける場合というのは、金利が上昇することで債券価格が下落し、それによって損失をうけることがあるということを意味しています。

 

金利が上がると、債券価格が下がるという仕組みを簡単な例でみてみましょう。

ここに、2%の固定利子のつく2年物の国債(A)が発行されたとしましょう。さらに1年後、金利が上昇し、それにあわせて、4%の固定利付のつく1年物の国債(B)が発行されたとします。このとき、2つの債券は満期(償還日)は同じです。そして、ともに、最初は額面と同じ100円で売り出されたものとします。

 

さて、この1年後の時点で、Aの国債を買おうという人はあらわれるでしょうか?もし、同じ100円という値段であれば、誰もが多くの利子が得られるBを選ぶに違いありません。では、どうすれば、Aの国債は売れるのでしょうか? それは、債券の価格を下げることで売ることができます。

 

債券は、最終的に、利子とともに、額面金額の元本が返ってきますから、額面金額よりも安く債券を購入することができれば、それは、利子と同様に投資家にとっての利益になるからです。したがって、金利が上昇すれば、その金利水準に見合った債券価格に価格を下げて、売却をすることになり、この価格が「時価」として、債券の評価価格にも影響を与えることになります。

逆に、金利が下がれば、利子が多く得られる高金利時の債券は魅力が増します。すると、額面よりも、多少高いお金を払っても、その債券を買おうとする人があらわれますから、結果として、債券価格は上昇することになるのです。


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