インタビュー
加藤秀樹氏 インベスコ投信投資顧問株式会社投資信託営業部ディレクター
「新生インベスコにおける旧LGTのファンドの運用体制について」
LGT投信・投資顧問株式会社は、9月1日よりインベスコ投信投資顧問株式会社と合併して、インベスコ投信投資顧問株式会社として営業を開始した。今回は、インベスコ投信投資顧問株式会社の投資信託営業部ディレクター加藤秀樹氏(旧LGT投信・投資顧問株式会社の投資信託部長)に合併後のインベスコ投信投資顧問における旧LGT投信・投信顧問の運用ファンドの運用体制の変化等について話を聞いた。
LGTの資産運用部門は合併によりANVESCAP
PLCの傘下に入り、日本法人であったLGT投信・投資顧問は社名変更しインベスコ投信投資顧問となったわけですが、このANVESCAPグループというのはどのようなグループなのですか?
ANVESCAP PLC(アンベスキャップ・ピー・エル・シー)というのは、その傘下にAIM(エー・アイ・エム)社とINVESCO(インベスコ)社という2つの資産運用会社を子会社に持つ持ち株会社です。その株式はロンドンとニューヨークの証券取引所に上場されています。AIM社は米国のミューチュアル・ファンド業界の中で約11兆円の資産規模を持つ運用会社です。一方、インベスコ社は機関投資家向けの資産運用業務とミューチュアル・ファンド業務を併営し、約14兆円の運用資産を持つ世界的な運用会社です。ANVESCAP
PLCの総運用資産は、LGTの資産運用部門が加わることにより約33兆円となり、世界でも最大規模の独立系運用会社となったわけです。(1ドル=130円換算)
運用体制はどうなっているのですか?
ANVESCAPグループは、米国(アトランタ・デンバー・ヒューストン)、欧州(ロンドン・パリ・モスクワ)、アジア(東京・香港)の運用拠点に、今回の合併により約280名の運用担当者を有しています。
日本で販売されているGTブランドのファンドの運用を担当してきたLGTの運用チームは、このANVESCAPの中でどういう位置付けとなるのですか?
合併を機にアンベスキャップグループの組織の中に「グローバル運用チーム」というのが新設されました。ここにLGTのグローバル運用チームがそのままの形で移行しました。このグローバル運用チームには、グローバルエマージングマーケット、グローバル株式、グローバル債券、インデックス運用の各チームが含まれます。ですから、マイケル・リンゼル率いるLGTの運用チームは、アンベスキャップグループの中でグローバル株式運用チームとしてこれまでと同じ運用体制で運用を続けます。また、グローバル計量分析チームをグローバル運用チームから独立・強化させました。
日本の投資家が関心があるのは、日本で販売している個別ファンドの運用体制だと思います。特に、GTブランドのファンドはこれまで運用成績がよいものが多く、その運用体制がどうなるのかというところが気になると思うのですが?
先ほど言いましたようにLGTの運用チームはチームもそのままアンベスキャップグループの中にグローバル運用チームとして組織化されました。GTブランドの個別ファンドの運用体制、運用責任者もまったく変わっていません。例えば、GTグローバル
インベストメント・オープンのファンド責任者はこれまでとおりマイケル・リンゼルですし、GTグローバル世界債券ファンドのファンド責任者はポール・グリフィスです。ファンドの名称や運用方針にも変化はありません。
そうすると、会社名は変化しても日本の投資家が保有しているファンドに何ら影響を与えないということですね。
そうです。まったく影響はありません。
販売会社なども変化はないのですか?
ありません。
どうもありがとうございました。
■新生インベスコ投信投資顧問の運用する主なファンドのラインナップと販売会社:
- GTグローバル インベストメント・オープン(野村證券・高木証券)
- GTグローバル世界株式ファンド(明光証券)
- GTグローバル 世界債券ファンド(泉証券、東和証券、ナショナル証券、三木証券、明光証券、菱光証券)
- GTグローバル国際債券ファンド(こうべ証券、高木証券、東海丸万証券、東京証券、明光証券)
- インベスコ欧州エクイティファンド(大和証券)
- 米国インダストリアルインカムファンド(一吉証券、岩井証券、エース証券、岡三証券、オリックス証券、勧角証券、極東証券、国際証券、十字屋証券、太平洋証券、大和証券、東京証券、東和証券、菱光証券、和光証券、インベスコ投信投資顧問)
- インベスコインカムセレクトファンド(岡三証券、勧角証券、コスモ証券、神栄石野証券、太平洋証券、大和証券、高木証券、中央証券、東京証券、東洋証券、内外証券、水戸証券、明光証券、菱光証券、ワールド証券、インベスコ投信投資顧問)
- インベスコハイイールドボンドオープン(新日本証券)
- インベスコ日本大型株ファンド(メリルリンチ日本証券)
- アジア2001オープン(藍澤証券、一吉証券、岩井証券、ウツミ屋証券、岡三証券、オリックス証券、勧角証券、極東証券、国際証券、十字屋証券、新日本証券、大東証券、太平洋証券、大和証券、東海丸万証券、東京証券、東和証券、内外証券、内藤証券、ナショナル証券、山種証券、ユニバーサル証券、菱光証券、和光証券、ワールド証券、インベスコ投信投資顧問)
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