ゾンビETFとは?


海外で、ゾンビETFと呼ばれるETFがあることをご存知でしょうか。

ゾンビ(zombie)は、そう、オカルト映画に出てくるゾンビのこと。辞書をひくと「霊力で生き返った死体」、「悪霊」といった意味になります。

ゾンビと聞くと、米国の人気ドラマWalking Deadを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ゾンビETFは、かろうじて上場しているだけの状態のETFを指す言葉です。

具体的には資産残高が小さい、取引がほとんど行われていない、あるいは取引量が極めて小さいETFです。資産残高がどのくらいであるとか、日々の取引量がどのくらいのETFをゾンビETFと呼ぶという定義はありませんが、このような特徴のETFを指す言葉として使われています。「zombie ETF」で検索すると、有名な金融サイトなどでも頻繁に使われている言葉であることがわかります。また、具体的なファンド名も出てきます。

日本のETFにも売買高(口数ベース)が極めて小さいETFが数多くあります。各ETFの売買高は東京証券取引所の銘柄別相場表(月間)で確認できます。