TOUSHIN.COM

HOME > 商品ファンド > インタビュー > 商品ファンドの特徴について >

商品ファンドの特徴について

では、投資信託と商品ファンドでは何が異なるのですか。

運用の中身が違うということです。投資家からすると、これだけが違いです。法律などの違いはありますが、これは投資家から見たら関係のないことです。

運用の中身が違うというのはどういうことですか。何で運用するかが違うということです。投資信託は基本的には株式と債券です。いずれの場合も現物です。株式の現物を買って保有する、債券を買って保有するのが投資信託です。株式の場合は配当もありますが、多くの場合は株価の値上がり益を期待して投資します。債券の場合は基本的には金利収入を得ることを目的としています。これらは伝統的投資といわれるものです。

商品ファンドはどうですか。

商品ファンドは商品で運用するのですが、重要なことは、必ずしも商品だけで運用しているわけではないということです。むしろ、先物とかオプションといった金融派生商品で主として運用されています。例えば、株式の例を挙げると、株式には現物があり、同じ株式市場で運用されるものに株価指数のような先物があります。例えば、日経225先物などです。商品ファンドの場合は、同じ株式市場に投資するのであっても、株式の現物に投資するのではなくて、先物を売買して、その売買益をとるのです。ですから、余談ですが、商品ファンドは商品ファンドと呼ぶよりも、先物・オプションファンドと呼んだ方がよいのです。

商品ファンドは、海外ではどのように呼ばれているのですか。

米国では、商品ファンドのことをマネージド・フューチャーズ(managed futures)と呼びます。管理された、あるいは運用された先物という意味です。商品ファンドをコモディティー・ファンドといった呼び方はしません。商品とは金、プラチナ、原油、灯油、大豆などのことです。しかし、商品ファンドにおいては、例えば、大豆を例にすると、大豆の豆を売ったり買ったりしているのではありません。あくまでも先物を売買しているのです。原資産は大豆であっても、大豆を売買してはいません。大豆に投資しているのではないのです。先物というのは原資産となるものが、株価指数であろうと、大豆であろうと、先物は先物であって、金融の派生商品なのです。つまり、大豆の例では、大豆の先物と大豆の現物である豆は、全く違うものなのです。大豆の先物となった場合は、金融派生商品です。ところが、豆であればこれは商品です。ところが、日本では法律上は、これらが同じように扱われているのです。法律上、大豆の豆と先物が同じものとして扱われているところに商品ファンドを理解することを難しくしてしまっているのです。ですから商品ファンドとは何かというと、主として先物やオプションで運用するファンドだということなのです。これを強調したいと思います。

前に次へ


【本を読もう!】

<<商品ファンドTOP>>

商品ファンドとは

商品ファンドの特徴

金融機関の役割

商品先物取引

商品ファンドの分類

投資信託との違い

商品ファンド法

商品ファンドQ&A

運用成績

用語集

インタビュー

 

⇒投信資料館HOME