格付投資情報センターは、第一勧業アセットマネジメント株式会社が運用する「株式インデックスファンド225」につき、運用プロセス評価を実施し、2005年3月25日に、同ファンドをAAAfpと評価したと発表した。
格付投資情報センターは、同ファンドについて「運用目標の実現に向けた完成度の高い優れたプロセスが構築されていると判断し、AAAfpと評価した」と述べるとともに、同ファンドの評価の要旨においては、次のようにも述べている。
日経平均株価の構成銘柄に投資し、日経平均株価の動きに連動した投資成果を目指すファンドである。ファミリーファンド方式を採用しており、実質的な運用は「DKA 株式インデックス225マザーファンド」で行われる。マザーファンドでは信用リスクが高いと思われる銘柄を除外した約200銘柄〜225銘柄に等株数投資を行う準完全法で運用される。
マザーファンドの残高は2005年1月末現在で約1,600億円と日経平均株価の動きに連動した投資成果を目指すファンドのなかでもトップクラスの残高を誇っているほか、設定は1985年10月と約20年もの長期にわたるトラックレコードを有している。
マザーファンドは4本のファンドで共有されているが、販売会社が銀行主体の当ファンドがその約9割を占めており、今後も安定したキャッシュフローが期待される。仮に大口の設定・解約があった場合でも、事前に当該情報を入手しており、ファンドの連動性を極力損なうことがないように適切なオペレーションがなされる体制となっている。実質株式組入比率は高位に維持されており、高水準の残高と安定したキャッシュフローを背景に先物組入比率も低く抑えられている。
運用に不可欠なベンチマーク情報や採用銘柄のコーポレートアクションに関する情報を適切に入手しており、指数構成銘柄の入れ替え等の際にはそのタイミングに合わせてマザーファンドでも忠実に売買が行われている。
信用リスクが高いと思われる銘柄を除外する際に活用している銘柄リストに関しては、まだ工夫の余地があると思われるが、リストを作成することにより銘柄を除外するプロセスについて透明性を高めようとしている点は評価できる。
運用プロセスの各段階では意思決定権限者が明確に定められているほか、運用部門及びリスク管理部門の両面から適切な項目についてリスク管理がなされており、問題が生じた場合の対処方法が定められていると認められる。
当ファンドの運用を担当しているファンドマネジャーは、これまでにアナリストやファンドマネジャーとして長い経験があり、ファンド運用に必要なスキルを十分に有していると考えられる。また、現在の担当ファンドはいずれも日経平均株価、TOPIXを対象とするインデックスファンドのみであり、当ファンドの運用に十分に注力できる状況と認められる。
ディスクロージャーに関して、月次、週次レポートに掲載されているファンドの運用実績を示すグラフについてまだ工夫の余地があると思われる。しかし、DC向け月次レポートでは過去3ヶ月間の株式市場動向及びパフォーマンス分析がコメントされているなど、こうしたディスクロージャーに対する姿勢は評価できる。
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