ETF の運用残高で世界最大の「i シェアーズ」、ETF4 銘柄を東証に上場予定


ブラックロック・ジャパン株式会社は、ブラックロック・グループが運用を行う、ニューヨーク証券取引所で上場されている上場投資信託ETF)4 銘柄について、本日11月13日に東京証券取引所により上場が承認されたことを発表した。当該4 銘柄の上場は12月5日を予定しており、同日より全国の証券会社を通して取引所での売買が可能となる。

今回上場されるのは、米国超大型株指数への連動を目指す「i シェアーズ 米国超大型株ETF(S&P100)」、米国小型株指数への連動を目指す「i シェアーズ 米国小型株ETF(ラッセル2000)」、米国高配当株指数への連動を目指す「i シェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)」、米国リート・不動産株指数への連動を目指す「i シェアーズ 米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産)」。海外投資する際の主要市場である米国株式市場のさまざまな投資機会へアクセスする、新たな選択肢が提供される。また、これら4 銘柄は日本型預託証券(JDR)形式で上場されるため、日本の投資家が、海外で実績のある「i シェアーズ」の現地ETFを、日本株投資と同じ⽅法で取引できることになる。

銘柄名

銘柄コード

経費率

現地ETF
ティッカー
(参考)

現地ETFの
純資産残⾼
(参考)

i シェアーズ 米国超大型株ETF(S&P100)

1587

0.20%

OEF

約3,975 億円

i シェアーズ 米国小型株ETF(ラッセル2000)

1588

0.24%

IWM

約2 兆6,911 億円

i シェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス)

1589

0.40%

HDV

約3,276 億円

i シェアーズ 米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ⽶国不動産)

1590

0.46%

IYR

約4,158 億円

 

今回の上場により、東京証券取引所に上場するi シェアーズETF は合計8 銘柄となる。ブラックロックでは、「今後も日本の投資家の皆様に、より広範な分散投資の選択肢をご提供できるよう、商品やサービスの拡充に努めてまいる所存です」と述べている。

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