投信サイト・レビュー
ベアリング投信投資顧問: エマージング市場も選択肢のひとつに、先取りレポートは必見の価値あり!
http://www.baring-asset.co.jp/
ヨーロッパ最大クラスの金融機関INGグループの資産運用会社で、ロンドンに本拠地を置くベアリング・アセット・マネジメント。1982年という比較的早い時期に日本市場へ参入したベアリング投信投資顧問は、日本に根づいたビジネス展開で高い実績を上げています。
トップページは全世界の拠点全体の窓口となっており、「日本」という表示をクリックすると、現地法人のサイトにアクセスできます。ここでは、今後の世界経済の動向を予測したレポートの中から、特に注目してほしいトピックがピックアップされています。
まず、他の運用会社のサイトではなかなかお目にかかれないエマージング市場のレポート。中南米・アジア・欧州・中東・アフリカなど、投資先としては、あまり一般的ではなかった国々も、緩やかな世界経済の回復傾向の中でかなり投資先として魅力を増してきているようです。特に韓国やロシア、ブラジル、ポーランドなどは、先進国市場へ投資した場合のリターンをも上回ることが期待できるというのです。
『ベアリングのエマージング株式運用−良好なマーケット環境』というレポートの中で、その根拠となる要因をいくつか提示しています。また、エマージング市場へ投資するために編成された専門家集団による投資哲学やそのプロセスも詳しく説明。個人では情報収集が難しく、手が出せない地域だからこそ、投信を活用したいという投資家の皆さんにもぜひ読んでいただきたい内容となっています。
次に、トップページに顔写真入りで掲載されている同社の日本株式専門投資チームの責任者である牧謙治氏の1口コメントも要チェック。米国経済・日本経済・為替・企業収益・政局・日本の株式市場の6つ要点について、箇条書きで端的に表現されています。ビギナーにも比較的入りやすい切り口は、市況の大まかな流れをつかむのにも最適です。
その他にも「市場概況&見通し」のページには、かなり詳細にまで突っ込んだ内容のレポートも用意されており、情報収集のツールとしても満足度の高いレポートが充実しているといえるでしょう。(MAGAZIN@TOUSHIN.COM VOL.28より)
【お薦め図書】

