投信サイト・レビュー
中央三井アセットマネジメント: 使い勝手の良い本棚のように情報を体系的に整理し、見せ方にこだわる
中央三井アセットマネジメントのサイトはページの展開・構成がユニークで目を引きます。トップページは黒い背景に「Welcom to“CMAM(シーマム)”site」と書かれた極めてシンプルなデザイン。CMAMとは、中央三井アセットマネジメントの頭文字をとった愛称です。
トップにある「ENTRANCE」のボタンをクリックすると、まず最初に現われるのがサイトマップのページ。「What's New」「ファンドのご案内」「確定拠出年金対応ファンドのご案内」「基準価額・解約価額一覧」「投資信託ガイド」などの各メニューがきれいに色分けして表示されています。各メニューにジャンプすると、ページ上部にメニューボタンが帯状に配列され、合わせて次の階層も表示されるしくみ。
他の投信サイトにおけるサイトマップの位置づけは、全体のページ構成を確認するための、いわば“付属品”的な扱いが多く見受けられます。しかし、同社サイトではサイトマップのプライオリティが高く、必要な情報を得るための道先案内の役割を果たしているのが特徴的です。
サイトマップに見られるような体系的な情報の見せ方は、「ファンドのご案内」メニューでも展開されています。「ファンドの一覧」にある各ファンドの特長ページには、ファンドの概要、PDFでまとめられた目論見書や週次・月次のレポート、基準価額、取り扱い金融機関がツリー形式でわかりやすく表示され、ほしい情報に最短でたどり着ける構成になっています。
「投資信託ガイド」にも注目。他社でもよく設けられている定番メニューですが、同社ではファンド購入に実際に役立つ解説が的確になされています。「投信信託の入門」では、おさえておきたい基本項目を簡潔にまとめ、「投信信託の購入」では購入方法や手数料のことなど、購入時に知っておきたいポイントを解説。「用語解説」も用語の数自体は多くはありませんが、実際の投資信託購入の流れに沿って表記されており、初心者でも理解しやすくまとめられています。
デザイン的な派手な仕掛けはありませんが、必要な書類をきちんとファイルし、いつでも取り出せるように整理した使い勝手の良い本棚のようなサイトとなっています。 (MAGAZIN@TOUSHIN.COM VOL.44より)
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