投信サイト・レビュー
ステート・ストリート投信投資顧問: 機関投資家向けの専門性の高い内容に加えて、顧客への配慮も十分
ステート・ストリートといえば、世界最大級の機関投資家向け運用会社。1792年の創設以来、信頼性の高い革新的な商品・サービスの提供に定評があることで知られています。サービス内容は信託業務・資産運用・証券決済処理業務などにITを組み合わせた総合的かつ高度なもの。サイト自体も、ビギナー向けというより、投資に対してある程度の経験や知識を有する顧客向けといった印象を受けます。
トップページはフラッシュを効果的に活用。「ステート・ストリート・ジャパンへようこそ」のメッセージの背景には、日本のシンボル富士山の画像がさりげなく配されています。しかし、フラッシュの活用以外はいたってシンプルな構成。サイト上部に並べられた「商品とサービス」「会社案内」など、6つの項目をそれぞれクリックすると、画面左側に各項目に関連するメニューが表示され、各階層に進むことでより詳細な情報が得られるしくみになっています。
まずは、ステート・ストリート・コーポレーションの全体像を把握するために「会社案内」をチェック。なかでも注目したいのが「Q&A」です。ステート・ストリートについて、よくある質問が列挙されているので、ここを一読すれば、どのような会社で何をする会社か、具体的なサービス内容、資産運用に関する姿勢などがざっと理解できます。
投資信託業務については、「商品とサービス」の項目から「資産運用業務」のメニューを選択。同グループの資産運用業務を司るSSgA(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ)に関する情報がそれに該当します。
メニューのひとつ「SSgAについて」のページでは、ステート・ストリート投信投資顧問の山本社長によるメッセージをリアルプレイヤーで再現。画像と肉声によるメッセージは、他社にない試みとなっています。「投資戦略」のページでは、株式、資産配分、オルタナティブ運用商品、債券、為替オーバーレイという各商品・サービスごとの投資戦略を提示。「顧客」のページでは、顧客である運用機関、運用会社、個人投資家別のサービス内容が一覧できます。
同社の顧客サービスへの姿勢をもっとも感じられるのが「お問合せ」の項目です。ステート・ストリートについてはもちろん、資産管理業務、資産運用業務など、各種サービスや業務への問合せ先を具体的に明示。担当者名、メールアドレス、電話番号がきちんと個別に明記されている点に好感が持てます。(MAGAZIN@TOUSHIN.COM VOL.35より)
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