戦略@が業種という特定の市場セクターに焦点をあてて運用をするパッシブなアプローチに対して、こちらはファンドマネージャーの銘柄選択眼と売買タイミング判断力によって、持合相場を乗り切ろうとするアプローチです。
同じ業種のなかでもすべての銘柄が上昇するとは限りません。昨今のように厳しい環境のなかでは強い企業のみが生き残り、体力の弱い企業は淘汰される運命にあります。こうなってくると、個人の調査能力には限界があります。ここは、その道のプロであるファンドマネージャーの手腕に頼るのが賢明ともいえるのではないでしょうか。
まず過去の運用実績を検証
フリー運用というだけに、運用手法は各ファンドによってまちまちです。ファンド数は100本を超えていますから、一つひとつ見ていくわけにはいきませんから、以下のような方法でスクリーニングすることをお勧めします。
まずは、過去のパフォーマンス(運用実績)を検証することから始めます。3年以上の長期的な期間にわたって良い成績を残しているファンドを選別して絞り込みます。ある程度の数まで絞り込むことができたら、取扱会社(=販売会社)から運用報告書を取り寄せて、過去の運用実績とベンチマークとなる指標の値動きを比較します。
当然ながら、指数が下落しているときにファンドの値下がりが抑えられ、指数が上昇しているときにファンドの上昇率が指数を上回っているものが見つかれば、いうことはありません。
また、ファンドマネージャーの運用方針が詳細に記載されていますので、自分の相場に対する考え方と合っているかどうかもチェックすべきです。
フリー運用型ファンドのなかには、悪い相場環境下で、ここ3年間の騰落率が2ケタ台と検討しているものも多くあります。