通貨統合後は、ユーロのいいところばかりが目立っていますが、不安材料も数多く、言語も文化も異なる国々が一つの通貨を共有するという壮大な試みには、今後もいくつもの試練が待ち受けています。
ユーロを維持するためには、各国の金利及びインフレ率が一定の範囲内に収まっていなければならないのですが、財政赤字に悩む国や、背伸びして加盟を強行した国が、うまく金利とインフレの舵取りが出来るかどうかは疑問が残ります。
いったん矛盾が露呈されると、ヘッジファンドや国際投機筋がこれぞとばかりに攻め立ててくることは、アジア通貨危機で証明済みです。 |
▼上記のようなシナリオが描けたとします。そこで想定される戦略は?
| 戦略1: 欧州を対象としたベア型ファンド | |
| 戦略2: 英国株に集中投資するファンド |
▼欧州市場に関する他のシナリオ「シナリオJ:通貨統合が功を奏し、欧州経済は活況へ」を読む。