グローバルに株式投資を行えば自然とリスク分散が動くものですが、時として株式相場は連鎖反応を示す局面も出てきます。アジア通貨危機の際には、香港ドルの切り下げ懸念からハンセン株価指数が暴落したことで、日本、欧州、米国の株式市場が連鎖反応を示し、調整に入った局面がありました。
たとえ世界中の株式市場に分散投資していたとしても、全ての市場が値下がりすることもあるわけです。そのようなときに備えて、異なった材料に反応を示す債券や、商品市況に投資するファンドを投信ポートフォリオに加えておけば、こちらの収益が株式ファンドの値下がりを穴埋めしてくれることもあるでしょう。
とはいったものの、MMFや短期公社債投信など収益性の低いものを投信ポートフォリオに加えたとしてもあまり意味がないとお考えの方もいるでしょう(一部のキャピタルゲインを狙いにいく債権型ファンドは考慮に値します)。
では、商品はどうでしょうか? こちらは収益性もあり、株式とは異なった要因で相場が動いているので、リスク分散の一策として商品に投資しているファンドを加えるのは理に適っているということができます。
しかし、投資信託のなかで直接商品に投資しているものはないため、ここでは、商品の一つである「金」のビジネスに従事する会社へ株式投資する「ゴールドファンド」を紹介します。金関連の銘柄は金相場に直接収益が左右されるため、金そのものに投資をしているような効果があります。 |
| 戦略 : 金鉱株・資源株ファンドを考える! |