ゴールドファンドとは、南アフリカや米国、オーストラリアなどの金鉱山を持つ鉱山会社の株式や金に関連するビジネスを行っている会社の株式などに投資するファンド。これらの企業の収益は、大きく金市況に左右されるため、金価格の上昇時には、金関連株、またそれに投資を行っているゴールドファンドの基準価額も上昇することが多く、金市況の上昇によって利益の狙える投資先の一つと考えられています。
ユーロ建て債券とは、欧州単一通貨「ユーロ」で、債券の募集、利払い、償還が行われる債券で、これらに投資を行うファンドが、ユーロ建て債券ファンドです。ユーロ建債券ファンドの中にも、政府やそれに準ずる機関が発行した債券に投資するファンドや、社債に投資するファンド、また社債の中でも、高格付のものに投資するものや低格付で利回りの高い債券に投資するファンドなど様々な種類のものがあります。日本円を基準に考えた場合、ユーロ建て債券には為替リスクがあり、したがって、為替ヘッジをしないタイプのファンドでは、債券の利子収入や価格変動のほかに、円高ユーロ安の状況においては、為替差損が、逆に円安ユーロ高の状況では為替差益が、基準価額影響を与えます。
ユーロ建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)とは、ユーロ建ての短期債券や短期金融商品(CP、手形)などを投資対象として運用される外国籍の公社債投資信託です。ユーロベースでの元本の安全に配慮して運用され、金利変動リスクや発行体の信用リスクを低減させるため、残存期間が短く、高格付の債券や手形、CPなどを中心に投資されています。為替ヘッジはなく、円安ユーロ高になれば為替差益が得られ、逆に円高ユーロ安の局面では、為替差損が発生します。運用成果に応じて毎日分配が行われ、月末に、課税後の分配金はまとめて再投資されます。
米国ドルベアファンドとは、為替オプションなどのデリバティブ取引を利用し、為替市場が円高ドル安になると、それに比例して基準価額が上昇し、逆に円安ドル高になった場合には、基準価額が下落するよう運用されるファンドです。たとえば、1%円安になった場合には、基準価額が2%上昇するといったように、為替の変動幅の2倍程度基準価額が変動されるように運用されるファンドを「ダブルベア」などとよび、ファンドによって、この倍率は異なります。この倍率が大きいほど、値動きが激しく、ハイリスク・ハイリターンであるということができます。 ただし、このようにブル・ベア型とよばれるファンドは、デリバティブ取引に関するコストなどがかかるため、長期的な運用には不向きな商品といわれています。
米国株式ベアファンドとは、株価指数オプション取引などのデリバティブ取引を利用し、米国株式市場が下落すると、それに比例して基準価額が上昇し、逆に上昇した場合には基準価額が下落するように運用されるブル・ベア型のファンドです。ダウ平均やS&P500、NASDAQ100など特定の株価指数の動きを基準とするものが一般的です。