投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/09/30
最近、「○×県(地方)の企業に投資する」といった運用方針を持つ「ご当地ファンド」が流行っているようです。詳しく情報を見てみると、その投資対象となる地域の地方銀行などの窓口で売られていることが多いようです。想像ですが「ご当地ファンド」では、「これって、損しないの?」といった質問に対して、「下がるリスクもありますが、地元企業に投資するので自分の街への貢献になりますよ」と説明できます。このように、売る側にとって説明しやすく、買う側にとってもハードルが低いように感じられるのかもしれません。
ただ、これらのファンドの多くは、あらかじめ決められた条件にあった企業群に対して、パッシブに運用されているようで、たとえば、「その地域に本拠を置く企業」を投資対象として、「時価総額に比例するように株式を組入れる」といった方式がとられているようです。この点については、率直にいって私はあまり良いとは思いません。お金を出せば「貢献」であるといった考 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/09/17
TOPIXが900ポイント割れ、日経平均株価が8,000円割れということで、日本の株式市場は大変厳しい状況にあります。ここまでくると、「誰かが損をした」というレベルを超えて、株式を多く保有する銀行や生命保険会社の経営への悪影響が懸念されるなど、社会的な混乱をもたらしかねない水準にあるともいわれています。
私も含めて、日本株に投資をしている人であれば、なんともいえない気持ちと「自己責任」の4文字の重さを感じていることでしょう。株価を嘆いてばかりいても仕方ありませんので、この「自己責任」について考えてみることにします。「責任」という言葉は、たびたび「・・・のせい」という言葉に置き換えて使われることがあります。「試合に負けたのは私の責任」というのは、「私のせいで、試合に負けた」とほぼ同じ意味に理解されます。
ただ、投資の世界での「責任」は、そのような「せい」と理解するのには、あまり適切ではないと感じています。「自己責任」という言葉を「自分のせい」という意味に理解してしまうと、株価が下がるたびに、 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/08/26
このコラムを書くようになって、1年が経とうとしています。投資を考えたら、とても短い時間ですが、それでもいろいろと考えさせられることも多かったように思います。
数字の面から、この1年を見ていくと、昨年10月の評価損益が+1,584円。そして、今年の4月2日の24,017円を最高にして、現在、9,604円になっています。当然のことながら、プラスでうれしいという気持ちもありますし、一番利益が出ていた時点からは、だいぶ下がってしまったという残念な気持ちもあります。
一番大きな比率を占めているのが外貨MMFですから、昨今の「ドル安」が影響しているのだと感じます。一方、私が一番気に入っているのは、これまでの経過の中でのワーストが「+1,584円」ベストが「+24,017円」で、変動の幅が比較的小さな範囲で収まっていることです。1年間に「5万円」をリスクの目安にして、少額から投資するという方針でやってきましたから、変動の幅が「2万円ちょっと」ということは、まずは合格点だろうと思っています。
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/08/13
先月、私にとってもはじめての出来事なのですが、「ファンドの償還」を経験してしまいました。ファンドの償還というのは、平たくいえば、運用を止めてしまうということ。
償還の理由を大きく分けると、あらかじめ決められていた信託期限がやってきた場合と、運用に十分なだけの資金量が集まらないという理由で、期限を繰り上げて償還する場合がありますが、私が経験したのは後者でした。前者であれば、目論見書にも書いてありますから、あらかじめはっきりと期限もわかりますが、後者は突然にやってきます。
償還になるファンドは、「モルガン・スタンレー・マネー・マーケット・ファミリー 豪ドル・ファンド」。運用会社からのお知らせによれば、「『投資の基本方針』に沿って投資対象を分散させるに十分な残高に達していない状況が続いて」いるために、今回、繰り上げ償還ということになったとのことです。
引き続いて、このファンドに運用を任せることができないため、なんらかの対策をとらなければなりません。今回、私 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/08/01
前回の「安定した利子収入が得られるファンド」選びは、結論としては、見送りになりましたが、やはり自分の責任での行動なので、慎重になることも、また重要であろうと思います。
それでは、もうひとつの「海外に投資するファンド」の検討に入りましょう。前々回、候補として取り上げたのは、「グローバル・アクティブ・オープン(CB・公社債)」「米国優先出資証券オープン」「PRU海外株式マーケット・パフォーマー」の3本でした。
まず「グローバル・アクティブ・オープン(CB・公社債)については、私は、かなりの比率で転換社債(CB)に投資がされるものを期待していたのですが、取り寄せた目論見書を見る限りでは、ほとんどが日本を含む主要国の国債などで運用されているとのことで、候補から除外しました。目論見書には、転換社債に投資するといった記述は特になく、どうして「CB・公社債」などと書かれているのかも、ちょっとわかりませんでした。
そして、「米国優先出資証券オープン」。このファンドは ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/07/15
前回、新たな投資先として「現金のまま眠っている資金の一部を活用するため、安定した利子収入が得られるようなファンド」と、「現在保有している外貨MMF以外での海外に投資するファンド」を考えてみようと思い立ち、5本のファンドについて、目論見書を請求しました。
今回はまず、「安定した利子収入が得られるようなファンド」について、検討してみましょう。私が資料請求したのは、「野村短期プライムファンド」「ノムラ短期債券オープン」の2本でした。前者は、2本の外国籍投資信託への投資を通じて、間接的に「主として米国ドル建て債券」に投資して、いわゆる「ファンド・オブ・ファンズ」とよばれる形態のファンド。目論見書によれば、「外貨建資産について、原則として為替ヘッジを行う」ことで、「日本円3カ月LIBOR」を上回る収益を目指すとのこと。「日本円3カ月LIBOR」の「LIBOR」というのは、「ロンドンの銀行間取引の貸し手金利(London InterBank Offered Rate)」のことであり、短期金利の指標としてよく使われるもののようです。 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/06/24
これまで外貨MMFと日本株のインデックスファンドという組み合わせで運用してきましたが、まだまだ現金部分が多い状態が続いていますので、新たな投資先ファンドを検討してみることにしました。
私が利用している野村ファンドネット証券から購入できるファンドだけでも200近くあり、全部を逐一検討するのはさすがに面倒。そこで、あらかじめ投資目的をはっきりさせてから、それに合うファンド選びをしてみようと考えました。
投資目的のひとつ目は、資金の現金比率が高いままで「眠ってしまっている」状態を解消したいこと。そのため、価格変動のリスクが小さく、利子収入(インカムゲイン)が安定的に得られるようなファンドを選びたいと考えています。もちろん、これまでの条件である「低コスト」で「自分が理解できる」ことを満たしているのが望まれます。もうひとつは、現在MMFを通じて、短期金融市場(マネー・マーケット)に投資をしていますが、このほかの方法でも、海外へ投資をしたいということ。
前者の目 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/05/26
なにか新しいことを始めるときには、いろいろ心配事がつきまとい、「始め方」について、いろいろと悩むことも多いと思います。投資の世界でも、最近では、いままで投資を考えたことがなかった人のために、新しいツールや、考え方なども紹介されるようになりました。
インターネットを利用した「バーチャル投資」は、その“新しいツール”の代表格でしょうし、投資信託などを利用した「少額投資」も、はじめの一歩として、よくすすめられる方法です。この2つの中では、私は後者のほうが、投資の第一歩としては、優れた方法ではないかと思っています。
ところで、「バーチャル投資」とは、あらかじめ決められた仮想の金額を元手に実際の株式や投資信託に投資し、その増減を競うという投資ゲームのこと。お金こそバーチャルですが、株式などの実際の値動きが結果に反映されるので、「お金をかけずに、投資の体験ができる」ということで、注目をされています。さらに、経済や企業の活動への関心を持つことができたり、株式や投資 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/05/14
前回は、ユーロやオーストラリアドルといった米ドル以外の通貨に投資するようになってから、為替の見方が変わってきたという話をしました。
偶然ではありますが、ちょうどゴールデンウィーク中の為替の動きは、まさにそれを体言しているような動きでした。 ドル円では、1ドル=131円から126円台へとかなりのスピードで、円高ドル安が進みましたが、一方、ユーロ円を見ると、1ユーロ=115円から116円で、比較的安定して推移していまし ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/04/30
為替マーケットについての情報として、すぐに思いつくのは「1ドル=○○円」といった為替レート。それに加えて、その動向を伝える「円高ドル安」「円安ドル高」といったフレーズではないでしょうか。テレビのニュース番組で「為替の情報です」といえば、この3つのフレーズで、ほぼ伝えつくされてしまうといってもいいでしょう。
私も為替マーケットといえば、そういった情報でしか、その動向を知ることはありませんでした。しかし、外貨MMF(マネー・マーケット・ファンド)への投資を通じて、米ドル以外の通貨の動きが、多少なりとも私の利害にかかわってくるようになると、その見方が変わってきました。
米ドルと日本円との関係がイコール「為替マーケット」だったときは、「円高」と「ドル安」、「円安」と「ドル高」は同じでした。米ドルと日本円は、相対関係にありますから、円が高いといえば、ドルが安いことを意味します。
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