投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/11/25
投資信託を利用して投資を行う場合、「頻繁に売買を繰り返す」ということはあまりありません。よく「投資信託は長期で」といったキャッチフレーズも耳にしますが、短期の頻繁な売買をすると、申込みや為替などにかかる各種手数料が膨らんでしまうという側面があるからだと思います。
私は最初に3種類の外貨MMFを5万円ずつ購入、その後、3回にわたって日本株のインデックスファンドを計4万円分購入したのみで、売却は豪ドルMMFの償還に伴う乗換を除けば、一度も行っていません。そうなると、「売る」「買う」以外の時間、いうなれば「見守る」時間が、私にとって、また多くの人にとっても、一番長くなります。
個別の投信は、それぞれの方針に基づいて管理・運用されていますから、報告書などをチェックさえしておけば、「任せておく」ことのできるものですが、自分の財産・資産として、投信を管理するということについては、「任せる」わけにもいきません。値動きのある投信の場合、成績がどのように推移していて、それが適切で許容範囲内かどうかは、最終的 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/11/10
お金と数字は、切っても切れない関係にあります。それだけに理解しづらく、“とっつきにくい”ところもあります。そこで今回は、少し趣向を変えて、そんなお金と数字の関係についてのクイズを出題してみましょう。
【問題】「米ドル定期預金(1カ月物)」と「投資信託」をそれぞれ10万円ずつ申し込むと、1~3のうちどれか1つを特典として受けられるキャンペーンが、A銀行で行われています。このとき、どの特典を選ぶのが、もっともお得でしょうか?(為替レートは、1ドル=120円とします)
①米ドル定期預金1カ月物の利率が通常の10倍、年利10%に!
②通常2%の投資信託の申込手数料が無料!
③通常往復1円かかる外貨預金の為替手数料が無料に!
実際、定期預金や外貨預金、それに投資信託などをセットで申し込むと ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/10/28
かれこれ5年くらいになるでしょうか。いくつかの企業破綻の「直接の引き金」として、「格付け」が注目されて以来、その存在感は、日に日に大きくなっているようです。
国債の格付け、銀行や保険会社への格付け、証券会社のアナリストの投資判断である「株価格付け」をはじめ、投資信託にも星の数などで「格付け」がつけられています。広く見渡せば、いまや「その土地のおいしいもの」から「腕のよいお医者さん」まで、「格付け」という言葉のもとで、多くの事柄が語られるようになっています。
星の数やABCなどで表す「格付け」は、とても簡潔でわかりやすい評価ですから、多くの人にとって利用しやすいものだと思います。ただし、これだけ多くの「格付け」が氾濫するようになると、「誰が(どこが)」「何について」「どのような基準で」評価したものであるのかを正しく理解することが、とても大事なように思います。
「その企業の株価が今後どう動くかをアナリストが評価した『株価格付け』」と「その企業が今後確実に ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/10/15
日本の株式市場は、ついに1983年以来という低水準まで下がったそうで、さらに世界的にも株安が続いている今日この頃では、この株式市場の低迷ぶりについて、ニュースを聞かない日がないほどに、この話題が取り上げられています。マスメディアでは、経済や市場動向の予測や分析を生業とする「専門家」から証券会社の株価ボードの前で腕組みするサラリーマンのおじさんまで、いろいろな人が「底が見えない」といったコメントをしているのを耳にします。
確かに、どうしたら良くなっていくのかという道筋はなかなか見えてきませんし、そういった印象は感じられるのでしょうが、私はあまり素直ではないので、こういうコメントを聞くと、一方で、疑問が湧いてきます。「じゃあいったい、いつであれば、あなたには『底』が見えていたの?」 もちろん、「まだ下がるのではないかと思っている」という比喩として、「底が見えない」のであれば、それが誤解のない適切な表現かは別として、理解できないわけではありませんが、それにしても「専門家」としてTVに出ているコメンテーターが「底が見えなくなってきました ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/09/30
最近、「○×県(地方)の企業に投資する」といった運用方針を持つ「ご当地ファンド」が流行っているようです。詳しく情報を見てみると、その投資対象となる地域の地方銀行などの窓口で売られていることが多いようです。想像ですが「ご当地ファンド」では、「これって、損しないの?」といった質問に対して、「下がるリスクもありますが、地元企業に投資するので自分の街への貢献になりますよ」と説明できます。このように、売る側にとって説明しやすく、買う側にとってもハードルが低いように感じられるのかもしれません。
ただ、これらのファンドの多くは、あらかじめ決められた条件にあった企業群に対して、パッシブに運用されているようで、たとえば、「その地域に本拠を置く企業」を投資対象として、「時価総額に比例するように株式を組入れる」といった方式がとられているようです。この点については、率直にいって私はあまり良いとは思いません。お金を出せば「貢献」であるといった考 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/09/17
TOPIXが900ポイント割れ、日経平均株価が8,000円割れということで、日本の株式市場は大変厳しい状況にあります。ここまでくると、「誰かが損をした」というレベルを超えて、株式を多く保有する銀行や生命保険会社の経営への悪影響が懸念されるなど、社会的な混乱をもたらしかねない水準にあるともいわれています。
私も含めて、日本株に投資をしている人であれば、なんともいえない気持ちと「自己責任」の4文字の重さを感じていることでしょう。株価を嘆いてばかりいても仕方ありませんので、この「自己責任」について考えてみることにします。「責任」という言葉は、たびたび「・・・のせい」という言葉に置き換えて使われることがあります。「試合に負けたのは私の責任」というのは、「私のせいで、試合に負けた」とほぼ同じ意味に理解されます。
ただ、投資の世界での「責任」は、そのような「せい」と理解するのには、あまり適切ではないと感じています。「自己責任」という言葉を「自分のせい」という意味に理解してしまうと、株価が下がるたびに、 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/08/26
このコラムを書くようになって、1年が経とうとしています。投資を考えたら、とても短い時間ですが、それでもいろいろと考えさせられることも多かったように思います。
数字の面から、この1年を見ていくと、昨年10月の評価損益が+1,584円。そして、今年の4月2日の24,017円を最高にして、現在、9,604円になっています。当然のことながら、プラスでうれしいという気持ちもありますし、一番利益が出ていた時点からは、だいぶ下がってしまったという残念な気持ちもあります。
一番大きな比率を占めているのが外貨MMFですから、昨今の「ドル安」が影響しているのだと感じます。一方、私が一番気に入っているのは、これまでの経過の中でのワーストが「+1,584円」ベストが「+24,017円」で、変動の幅が比較的小さな範囲で収まっていることです。1年間に「5万円」をリスクの目安にして、少額から投資するという方針でやってきましたから、変動の幅が「2万円ちょっと」ということは、まずは合格点だろうと思っています。
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/08/13
先月、私にとってもはじめての出来事なのですが、「ファンドの償還」を経験してしまいました。ファンドの償還というのは、平たくいえば、運用を止めてしまうということ。
償還の理由を大きく分けると、あらかじめ決められていた信託期限がやってきた場合と、運用に十分なだけの資金量が集まらないという理由で、期限を繰り上げて償還する場合がありますが、私が経験したのは後者でした。前者であれば、目論見書にも書いてありますから、あらかじめはっきりと期限もわかりますが、後者は突然にやってきます。
償還になるファンドは、「モルガン・スタンレー・マネー・マーケット・ファミリー 豪ドル・ファンド」。運用会社からのお知らせによれば、「『投資の基本方針』に沿って投資対象を分散させるに十分な残高に達していない状況が続いて」いるために、今回、繰り上げ償還ということになったとのことです。
引き続いて、このファンドに運用を任せることができないため、なんらかの対策をとらなければなりません。今回、私 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/08/01
前回の「安定した利子収入が得られるファンド」選びは、結論としては、見送りになりましたが、やはり自分の責任での行動なので、慎重になることも、また重要であろうと思います。
それでは、もうひとつの「海外に投資するファンド」の検討に入りましょう。前々回、候補として取り上げたのは、「グローバル・アクティブ・オープン(CB・公社債)」「米国優先出資証券オープン」「PRU海外株式マーケット・パフォーマー」の3本でした。
まず「グローバル・アクティブ・オープン(CB・公社債)については、私は、かなりの比率で転換社債(CB)に投資がされるものを期待していたのですが、取り寄せた目論見書を見る限りでは、ほとんどが日本を含む主要国の国債などで運用されているとのことで、候補から除外しました。目論見書には、転換社債に投資するといった記述は特になく、どうして「CB・公社債」などと書かれているのかも、ちょっとわかりませんでした。
そして、「米国優先出資証券オープン」。このファンドは ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/07/15
前回、新たな投資先として「現金のまま眠っている資金の一部を活用するため、安定した利子収入が得られるようなファンド」と、「現在保有している外貨MMF以外での海外に投資するファンド」を考えてみようと思い立ち、5本のファンドについて、目論見書を請求しました。
今回はまず、「安定した利子収入が得られるようなファンド」について、検討してみましょう。私が資料請求したのは、「野村短期プライムファンド」「ノムラ短期債券オープン」の2本でした。前者は、2本の外国籍投資信託への投資を通じて、間接的に「主として米国ドル建て債券」に投資して、いわゆる「ファンド・オブ・ファンズ」とよばれる形態のファンド。目論見書によれば、「外貨建資産について、原則として為替ヘッジを行う」ことで、「日本円3カ月LIBOR」を上回る収益を目指すとのこと。「日本円3カ月LIBOR」の「LIBOR」というのは、「ロンドンの銀行間取引の貸し手金利(London InterBank Offered Rate)」のことであり、短期金利の指標としてよく使われるもののようです。 ...
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