投稿者: Takahashi 投稿日:
2003/02/24
これまで何回かにわたって、私の感じていた投資信託の情報公開についての意見などを述べてきましたが、今回は、その間、あまり触れていなかった最近の運用成績について、振り返ってみようと思います。
この半年ほど、日本株(TOPIX)に投資した部分については、あいかわらずの下落基調で、マイナス幅も少しずつ大きくなっていますが、その分、ユーロMMFとオーストラリアドルMMFが好調に推移。全体では、投資開始から比べると、2万円強のプラスになっています。先日、預金通帳の記帳をしたところ、半年で普通預金についた利子がたった2円(!)で、これには、さすがにびっくりしたのですが、それを考えれば、よい成果をあげていると思います。
一昨年10月に、「外貨に投資をして、もし経済がうまくいってしまったときのリスクヘッジとして、日本株に少し投資する」と、書いていますが、これまでのところ、全体としては、当初の思惑どおりになっています。
また、ユーロと豪ドルのMMFについては、為替レート ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2003/02/09
「会社」とは、出資を募って設立の手続を行い、事業によって利益を上げ、その利益を出資者に還元するための「器」であるということができます。経営者と株主との関係を「委託―受託」の関係ととらえることがありますが、「お金の運用を任せて、利益を受ける」仕組みという点では、会社と投信はよく似ています。
会社は出資者という資金の提供者がいて、大きな事業になるほど、多くの利害関係者が存在するようになります。そして、彼らに対する責任を果たすため、会社には、「商法」や「株式会社法」といった法律で、公開すべき情報や株主総会、取締役会、監査役といった「会社を監督するための仕組み」が要件として規定されています。
このような規定は、投信の情報公開や監督を考える上でも、重要なヒントを与えてくれるように、私は考えています。一点だけに論点を絞ってとりあげると、株式会社には、資本金額や負債総額などによって、一般に「大会社」「中会社」「小会社」といわれる分類があり、また、株式会社よりも小規模な会社を想定した「有限会社」とよばれる ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2003/01/25
前回、前々回にとりあげた投資信託の情報公開についての取り組みは、社団法人投資信託協会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/ )で、その詳細が紹介されていました。この「国民に信頼される投資信託に向けての取り組みについて」と題されたプレスリリースでは、具体的な取り組みとして、「企画・開発等のプロセス」「運用方針の決定プロセス」「ファンドマネージャー選定基準」などの公開、そして投資信託の普及・発展のための「委託会社のホームページで、投資家教育に資する情報を掲載する」などの項目が掲げられていました。
私は、これまでも批判的にとりあげてきましたが、この発表を見ても、やはり「本音ベース」で、その施策を「いったい何のために行うか?」という視点が、欠落しているように感じます。たとえば、現在のように「毎月分配型の海外債券に投資するファンド」が各社から出されている状況で、先の「企画・開発等のプロセス ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2003/01/12
明けましておめでとうございます。2003年になり、しばらくワールドカップが日本で開催されることもないと思うと、少々寂しくはありますが、今年もマイペースで投資を続けていきます。よろしくお願いいたします。
前回は「『情報公開』をお題目にして、なんでもかんでも情報開示を義務づけて、そのために多くの事務コストを費やすというのは、結局のところ、投資家の利益にならないのではないか--」ということを書きました。昨年12月16日、現状がさらにひどくなりそうなニュースがありました。それは、金融庁が「証券市場の改革推進プログラム」の進捗状況の中で、取引を発注する証券会社の選定基準、投信販売会社の選定基準の開示、運用報告の開示項目の拡充など、「情報開示拡充策」を提言しているというのです。
「投信の販売会社の選定基準」などというのは、投資家が信頼のおけると思うところで購入すればよいわけで、どうして、こんなものの開示を義務づけるのか、私にはまったく理解に苦しみます。そうなると、運用会社には「販売会社を選定するための ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/12/30
ファンドを保有していると、多くの郵便物が届きます。先日は、保有している「PRU国内株式マーケット・パフォーマー」を運用するプルンデンシャル投信が、平成14年12月24年12月31日付けで、グループ内の機関投資家向け資産運用会社と合併して、新会社プルデンシャル・インベストメントを設立するという旨のお知らせが届いていました。
「運用会社」に関する情報というのは、確かに、目論見書に記載されている重要な事項のひとつですし、それを変更するためには、投資信託約款の変更の手続きが必要となるらしく、このような書類が送られてきたようです。しかし、「投信会社が同じ系列の資産運用会社と合併して、ひとつの組織になる」といっても、それほど自分の利害にかかわる一大事ではないと感じます。
特に、私の場合、保有しているのは、1万円だけ。そのような人間にも書類を郵送するためにかかる負担は、軽いとはいえません。こういった諸費用は、直接・間接に投資家の負担になるものですし、そう考えると、こういった郵便物も「ありがた迷惑」である ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/12/15
いつものように評価損益のチェックをしようと、野村ファンドネット証券のサイトを開くと、メニューのリニューアルのお知らせが目に飛び込んできました。詳細を見ると、いくつかの変更項目とともに、新たに「ファンド評価レポート」が提供されるということ。この中には、私が保有している「トピックス・インデックス・オープン」についてのレポートもあったため、早速、チェックしてみました。
このファンドの評価レポートは、野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー社によって提供されているそうで、定性評価、定量評価、インデックス比較、ポートフォリオ情報といったものが掲載されています。
ちょうど時を同じくして、投信資料館でも「トピックス・インデックス・オープン」についてのインタビュー記事が掲載されており、「インデックスを構成している銘柄であっても、倒産リスクの高い銘柄は組み入れから外すようにしている」といった実際の運用にあたっての取り組みなどが紹介されていました。こちらのレポートでは、定性評価として、6段階の格付けのほか ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/11/25
投資信託を利用して投資を行う場合、「頻繁に売買を繰り返す」ということはあまりありません。よく「投資信託は長期で」といったキャッチフレーズも耳にしますが、短期の頻繁な売買をすると、申込みや為替などにかかる各種手数料が膨らんでしまうという側面があるからだと思います。
私は最初に3種類の外貨MMFを5万円ずつ購入、その後、3回にわたって日本株のインデックスファンドを計4万円分購入したのみで、売却は豪ドルMMFの償還に伴う乗換を除けば、一度も行っていません。そうなると、「売る」「買う」以外の時間、いうなれば「見守る」時間が、私にとって、また多くの人にとっても、一番長くなります。
個別の投信は、それぞれの方針に基づいて管理・運用されていますから、報告書などをチェックさえしておけば、「任せておく」ことのできるものですが、自分の財産・資産として、投信を管理するということについては、「任せる」わけにもいきません。値動きのある投信の場合、成績がどのように推移していて、それが適切で許容範囲内かどうかは、最終的 ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/11/10
お金と数字は、切っても切れない関係にあります。それだけに理解しづらく、“とっつきにくい”ところもあります。そこで今回は、少し趣向を変えて、そんなお金と数字の関係についてのクイズを出題してみましょう。
【問題】「米ドル定期預金(1カ月物)」と「投資信託」をそれぞれ10万円ずつ申し込むと、1~3のうちどれか1つを特典として受けられるキャンペーンが、A銀行で行われています。このとき、どの特典を選ぶのが、もっともお得でしょうか?(為替レートは、1ドル=120円とします)
①米ドル定期預金1カ月物の利率が通常の10倍、年利10%に!
②通常2%の投資信託の申込手数料が無料!
③通常往復1円かかる外貨預金の為替手数料が無料に!
実際、定期預金や外貨預金、それに投資信託などをセットで申し込むと ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/10/28
かれこれ5年くらいになるでしょうか。いくつかの企業破綻の「直接の引き金」として、「格付け」が注目されて以来、その存在感は、日に日に大きくなっているようです。
国債の格付け、銀行や保険会社への格付け、証券会社のアナリストの投資判断である「株価格付け」をはじめ、投資信託にも星の数などで「格付け」がつけられています。広く見渡せば、いまや「その土地のおいしいもの」から「腕のよいお医者さん」まで、「格付け」という言葉のもとで、多くの事柄が語られるようになっています。
星の数やABCなどで表す「格付け」は、とても簡潔でわかりやすい評価ですから、多くの人にとって利用しやすいものだと思います。ただし、これだけ多くの「格付け」が氾濫するようになると、「誰が(どこが)」「何について」「どのような基準で」評価したものであるのかを正しく理解することが、とても大事なように思います。
「その企業の株価が今後どう動くかをアナリストが評価した『株価格付け』」と「その企業が今後確実に ...
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投稿者: Takahashi 投稿日:
2002/10/15
日本の株式市場は、ついに1983年以来という低水準まで下がったそうで、さらに世界的にも株安が続いている今日この頃では、この株式市場の低迷ぶりについて、ニュースを聞かない日がないほどに、この話題が取り上げられています。マスメディアでは、経済や市場動向の予測や分析を生業とする「専門家」から証券会社の株価ボードの前で腕組みするサラリーマンのおじさんまで、いろいろな人が「底が見えない」といったコメントをしているのを耳にします。
確かに、どうしたら良くなっていくのかという道筋はなかなか見えてきませんし、そういった印象は感じられるのでしょうが、私はあまり素直ではないので、こういうコメントを聞くと、一方で、疑問が湧いてきます。「じゃあいったい、いつであれば、あなたには『底』が見えていたの?」 もちろん、「まだ下がるのではないかと思っている」という比喩として、「底が見えない」のであれば、それが誤解のない適切な表現かは別として、理解できないわけではありませんが、それにしても「専門家」としてTVに出ているコメンテーターが「底が見えなくなってきました ...
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