タカハシくんの投信生活 : 投資信託の投信資料館

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タカハシくんの投信生活

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名前: Takahashi 作成日: 2008/08/08
タカハシくんの投資信託運用日記。タカハシくんが独自の切り口で経済や市場を解説します。
投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/05/26

この1カ月くらいの間、対ドルでの円高傾向が目立っています。しばらく120円近辺の動きが続いていましたが、現在は、115円も視野に入ってきています。「風が吹けば桶屋が儲かる」では、ありませんが、「円高」になれば、原料を輸入に頼る「紙・パルプ」などの銘柄に注目が集まり、逆に「円安」になれば、輸出比率の高い「電機・精密」「自動車」など、株式市場にも影響を与えます。

実は、そのようなことも考えながら、1本のアクティブファンドに注目しています。「三井住友・日本株オープン」がそれです。旧名称である「さくら日本株オープン」という名前でならば、知っている方もいるかもしれません。 まだ、日経平均が2万円に近かったころ、「カリスマファンドマネージャー」などとして、メディアでもたびたび取り上げられていた大島和隆さんが運用するファンドです。

一時期、「カリスマ」と呼ばれながら、ITバブルの崩壊とともに、結局、投資家の払う信託報酬のみが「カリスマ的」で、成績はさっぱりといったファンドも散見される中、信託報酬が年率0 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/05/12

5月7日付け朝日新聞の経済面に、「“ETF転換国債”を提言」という見出しで、大手の證券会社がETFに転換することのできる国債の発行の提言を「株式市場の活性化策」として、政府関係者に行っているという報道がありました。記事には、当事者のコメントもなく、ニュースソースも明らかにされていなかったので、記事の信憑性は、私にはわかりません。ただ、「ETF転換国債」という案そのものは、いまの株式市場を考える上で、おもしろいと思いました。

「ETF転換国債」を簡単にいえば、ある時点よりも株価(指数)が上がれば、「株式ファンド」としての値上がり益が得られ、もし株価が値下がりした場合には、「国債」のままで、少なくとも満期まで持てば額面で償還され、大きな値下がりによる損失を受けないというような仕組みの金融商品です。

少ないリスクで株式の値上がり益が狙える商品であれば、「売れる」かもしれませんし、その結果、「気づいたら株主」という人が増えるかもしれません。しかし、それが「株 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/04/30

春先になると、就職活動をする学生を対象とした人気企業ランキングが、メディアを賑わしています。歴代のランキングを見ると、いまでは不人気な業界が20年前の花形産業であったり、逆に、10年前には見向きもされなかった企業が超人気になったりと、なかなかおもしろいものです。

こんな話からスタートしたのは、このランキングには「投資に役に立つヒントがあるかもしれない」と思っているからです。数年前、業界でいえばIT、通信といった分野が元気でした。企業でいえば、ユニクロ旋風を巻き起こしたファーストリテイリングは特に「赤丸急上昇」として、非常に目立っていたように思います。

私自身がそのころの「学生」でしたから、「ユニクロ」の会社説明会に出かけていった友人も多く知っています。ただ、残念ながら、「株価」という点だけを見ると、そういった人気業界や人気企業のその後の成績は、現状非常に厳しいものになっています。「将来性」と「周囲の評価」に敏感な学生が、みんなそろって「良い」とする業界や企業は、株式市場でもすでに高い評価を ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/04/13

4月ということで、「新年度」になりました。日本についていえば、あまり明るい話題もなく、「3月危機はなかった」ということが、数少ない良いことかもしれません。しかし、それで「危機感」も一緒に薄まってしまうとすれば、喜ぶことはできそうにありません。

ただ、そんな悲観的な見方の私ですが、また、1万円分、日本株のインデックスファンドを追加購入しようと思い、注文を出したところです。日本の状況が悪いということは、おそらく多くの人が一致しているところでしょう。企業だけでなく、金融も政治も本当にいろいろと問題が山積みです。

ただ、もし、本当に状況が悪化してしまうとして、今の段階で、それが「株安」にだけ現れるのかというと、そうではないのではないかと思っています。金利であったり、為替であったりというところにも、大きな影響が起こるだろうと思います。 

以前、アルゼンチン危機の話題に触れたことがありましたが、危機に見舞われたアルゼンチンでは、銀行預金の引き出 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/03/24

日経平均8,000円やTOPIXの777ポイントなどという水準は、なんでも20年ぶりのことらしく、そういう値を目の当たりにすると、ふと目にしたときに時計が「11:11」を指しているのに似た、ちょっと不思議な感覚を覚えます。そんなのんきなことがいっていられるのは、私がたとえ投資で損失を出したとしても、会社や顧客から「どうしてこんなことになったのだ!」と咎められることや、お役所から「再発防止のための自主ルールをつくれ」などと詰め寄られることもないからです。

深刻な人たちがいる一方で、自分が深刻でない状況であれば、苦虫を噛み潰したような顔でいることもないだろうと感じています。もちろん、「だから儲かる」というほど単純ではありませんが、そういった余裕を持っていることは、精神衛生上良いだけではなく、投資にあたってもアドバンテージになるように思うのです。

その逆を考えてみると、わかりやすいかもしれません。周囲の人たちが皆、株式市場にとても楽観的な見方をしているときに、一緒になって楽観論に乗って、株式投資 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/03/09

株式についての税制が変わることは、ニュースなどでもかなり大々的にとり上げられ、各証券会社では、新たに設けられる「特定口座」の広告を頻繁に流しているのを目にしています。投資信託についても、税制の変更が予定されているそうで、私の利用している野村ファンドネット証券のページや投資信託協会のページなどで、アナウンスメントされていました。

概要を読んでみると、要点としては、平成16年1月1日から、平成20年4月1日までの間、収益の分配や解約・償還時のいわゆる「利益」について、それまでの20%から10%に税率が引き下げられること。そして、解約や償還の際に発生した「損失」については、株式等の譲渡益と損益通算することができるという点で、投資家にとって「優遇」なんだそうです。

まず、税率が軽減される期間が「4年と3カ月」というところに、なんだか政策決定過程の複雑怪奇さのすべてが現れてしまっているようで……。

株式投信には、年1 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/02/24

これまで何回かにわたって、私の感じていた投資信託の情報公開についての意見などを述べてきましたが、今回は、その間、あまり触れていなかった最近の運用成績について、振り返ってみようと思います。

この半年ほど、日本株(TOPIX)に投資した部分については、あいかわらずの下落基調で、マイナス幅も少しずつ大きくなっていますが、その分、ユーロMMFとオーストラリアドルMMFが好調に推移。全体では、投資開始から比べると、2万円強のプラスになっています。先日、預金通帳の記帳をしたところ、半年で普通預金についた利子がたった2円(!)で、これには、さすがにびっくりしたのですが、それを考えれば、よい成果をあげていると思います。

一昨年10月に、「外貨に投資をして、もし経済がうまくいってしまったときのリスクヘッジとして、日本株に少し投資する」と、書いていますが、これまでのところ、全体としては、当初の思惑どおりになっています。

また、ユーロと豪ドルのMMFについては、為替レート ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/02/09

「会社」とは、出資を募って設立の手続を行い、事業によって利益を上げ、その利益を出資者に還元するための「器」であるということができます。経営者と株主との関係を「委託―受託」の関係ととらえることがありますが、「お金の運用を任せて、利益を受ける」仕組みという点では、会社と投信はよく似ています。

会社は出資者という資金の提供者がいて、大きな事業になるほど、多くの利害関係者が存在するようになります。そして、彼らに対する責任を果たすため、会社には、「商法」や「株式会社法」といった法律で、公開すべき情報や株主総会、取締役会、監査役といった「会社を監督するための仕組み」が要件として規定されています。

このような規定は、投信の情報公開や監督を考える上でも、重要なヒントを与えてくれるように、私は考えています。一点だけに論点を絞ってとりあげると、株式会社には、資本金額や負債総額などによって、一般に「大会社」「中会社」「小会社」といわれる分類があり、また、株式会社よりも小規模な会社を想定した「有限会社」とよばれる ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/01/25

前回、前々回にとりあげた投資信託の情報公開についての取り組みは、社団法人投資信託協会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/ )で、その詳細が紹介されていました。この「国民に信頼される投資信託に向けての取り組みについて」と題されたプレスリリースでは、具体的な取り組みとして、「企画・開発等のプロセス」「運用方針の決定プロセス」「ファンドマネージャー選定基準」などの公開、そして投資信託の普及・発展のための「委託会社のホームページで、投資家教育に資する情報を掲載する」などの項目が掲げられていました。

私は、これまでも批判的にとりあげてきましたが、この発表を見ても、やはり「本音ベース」で、その施策を「いったい何のために行うか?」という視点が、欠落しているように感じます。たとえば、現在のように「毎月分配型の海外債券に投資するファンド」が各社から出されている状況で、先の「企画・開発等のプロセス ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2003/01/12

明けましておめでとうございます。2003年になり、しばらくワールドカップが日本で開催されることもないと思うと、少々寂しくはありますが、今年もマイペースで投資を続けていきます。よろしくお願いいたします。

前回は「『情報公開』をお題目にして、なんでもかんでも情報開示を義務づけて、そのために多くの事務コストを費やすというのは、結局のところ、投資家の利益にならないのではないか--」ということを書きました。昨年12月16日、現状がさらにひどくなりそうなニュースがありました。それは、金融庁が「証券市場の改革推進プログラム」の進捗状況の中で、取引を発注する証券会社の選定基準、投信販売会社の選定基準の開示、運用報告の開示項目の拡充など、「情報開示拡充策」を提言しているというのです。

「投信の販売会社の選定基準」などというのは、投資家が信頼のおけると思うところで購入すればよいわけで、どうして、こんなものの開示を義務づけるのか、私にはまったく理解に苦しみます。そうなると、運用会社には「販売会社を選定するための ... 詳細...

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