タカハシくんの投信生活 : 投資信託の投信資料館

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タカハシくんの投信生活

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名前: Takahashi 作成日: 2008/08/08
タカハシくんの投資信託運用日記。タカハシくんが独自の切り口で経済や市場を解説します。
投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/06/28

長期金利が上昇しています。一時は1%を割る水準でしたが、もうすぐ2%に迫る勢いです。株式や為替というのは、なんとなくその「値段」に実感も沸きますが、金利というのは、よりつかみどころのないものであるように思います。

この金利については、私は「お金の値段」といういい方が、一番感覚的にわかりやすいでしょう。つまり、「お金を使えるようになるためにかかるお金」が利息であり、その水準を表すのが金利です。住宅を購入するときの住宅ローンを思い浮かべてみましょう。「手元にお金はないけれども、まとまったお金を使えるようにする」ためにローンを組みます。このとき支払う利息は、まさに「お金を使うためのお金」です。

最近は、「金利が上がるのは景気がよいからだ」という意見と「金利が上がると景気に悪影響を与える」という、まったく正反対の意見がエコノミストなどによって述べられています。これは「お金を使う権利」という商品の「オークション」だと考えれば、理解しやすいでしょう。人気のある商品は、その値段が上がっていきますが、一方 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/06/19

現在売られている投資信託の商品をあれこれ観察してみても、「どれもこれも代わり映えがしない」という印象をもつことが、以前にもまして多いような気がします。金融再編の中で、銀行、証券、生保それぞれの子会社として活動していた多くの運用会社も、合従連衡へと動き、現在もその流れは続いています。ひとつの金融グループになったら、それぞれで運用会社を別々に持つ必要はないので、合併して固定費を削ろうという考え方は、理にかなっています。また、その動きの中で、「運用残高の少ない」ファンドが償還されることも当然かもしれません。もともと運用資産の何%といった形で料金(信託報酬)をとるため、小さいファンドは、維持費がかさみ、運用会社の収支の悪化につながるからです。

残念なのは、その結果「ちょっと変わった味のあるファンド」が少なくなってしまったことです。たとえば「外国株式」といえば「世界全体」「米国」「欧州」「中国(香港を含む)」のカテゴリーが90%以上を占め、それ以外の選択肢はごくわずか。個人的には、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル、チリあたりの株式には興味 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/05/22

前回とりあげた「年金問題」は、その後も騒々しさを増しています。相場的に考えると、すでに行き過ぎで、そろそろショート(空売り)の準備をする時期ではないかと思います。もって「あと2カ月」といったところではないでしょうか。

最も長続きするシナリオは、韓国の「落選運動」のように、メディアを巻き込み、未納議員へのネガティブ・キャンペーンが繰り広げられて、参議院選挙に突入するというものだと予想しています。

ただし、どう考えても、それ以上に発展するテーマだとは思いません。制度の設計を議論するならばともかく、たとえ国会議員であろうとも、個人的な支払いの有無が国を揺るがす一大事であるわけもなく、ましてTVのニュースキャスターのそれなど知ったことではありません。最近は加入義務の有無も、本人の認識の有無も省略し、とにかく「未納」とつけば、ニュースになるという感じで「未納探し」が続いていますが、これなど「○○.com」とつけば儲かるというITバブルの発想と瓜二つ、とても短絡的で、ここまでくると、終わりが近いように ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/05/09

最近は「年金」が、いろいろと話題になっています。社会保険事務所には、自分の見込み受給額を調べる人々が殺到し、メディアでは「どこの大臣は何年未納だった」「あの議員は何カ月未納」といった見出しが躍っています。

簡単に年金について説明すると、現役のときに保険料を支払い、それが運用されて年金の原資となり、老後にそのお金をもらい、生活の糧にしましょうという制度です(正確には現在の年金制度は、将来に備えて運用されている「積立金」があるものの、「賦課方式」といわれ、現在支払われている保険料は現在の年金支給に使われています)。

この「将来に積み立てて運用する」というところは、私たちのしている「貯蓄・投資」と根本は変わりません。その視点から、年金を考えて見ましょう。

年金を巡る各政党の掲げる政策などをみると、「いくらもらえるのか」「どれだけの保険料でいいのか」が中心に論じられています。確かに、これらは重要ではあるのですが、私はそれ以上に、正しい情報に基づいた公正な仕組 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/04/24

株式市場は、あいかわらず活況が続いています。この「活況」という言葉は、主に2つの意味で使われます。ひとつ目は、「株価が値上がりしている」という意味、もうひとつは「多くの取引が成立している」という意味です。

ここのところ、値上がりは一服していますが、東証の売買代金の1兆円超の新記録更新が続いていますので、後者の意味では現在も大変「活況」になります。「多くの取引が成立してうれしいのは、手数料が入る証券会社だけなのでは?」と思われるかもしれませんが、それは誤りです。多くの取引が成り立っていて、いつでも自分の持っている株が売れる、現金にできるという流動性が高い状況は、投資家にとっても「株を持っている」ことのリスクが小さく、「株を持つこと」の誘因になります。流動性に乏しい状況のときは、売りたいときに、すぐに売れないかもしれない。売れたとしても、価格が下がって損をするのではないかというリスクが大きくなります。 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/04/13

4月、新年度になりました。新入生、新入社員、咲き誇る桜……、期待感に溢れ、エネルギーみなぎる季節です。

新年度私は、個人的には、どうもこのやる気に満ち溢れた4月の雰囲気が好きではありません。周囲の全員がやる気や期待に満ちていると、逆に「まわりと比べて自分だけ……」と自信喪失気味になったり、落ち着かなくなるのが、この季節。私にとって、今でも「4月」「春」は1年で一番憂うつな時期であります。

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投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/03/29

前回、「株も為替も一服感」などと書いた途端に、円安も株高も、本当に一服となってしまいました。そうなった理由は、私に神のお告げがあったわけでもなく、単純に私だけでなく「みんながそう思ったから」なのでしょう。

「上がる」と思う人が増えれば上がり、そろそろ「下がる」と思う人が増えれば下がるというのが、マーケットというものの特性のひとつ。最近の日本株についていえば、「一服」しているとはいえ、私はあまり悲観をしていません。業務の効率化や設備や人員の適正化は全体的に進んでいます。「リストラ」は、いまやクビきりの隠語になってしまった観がありますが、「再構築」が本来の意味であり、その目的も果たしはじめていると思います。

会社四季報 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/03/15

株式市場の好調と円高の一服で、私のポートフォリオも、5%を超えるプラスになりました。実際にリスクのあるものに投資しているのは、20%だけですから、その部分のリターンと考えると2年半でおよそ25%。さすがに株価も為替も一服感はありますが、良好な成績だと感じています。今回はこの結果を今後の投資に活かすために、この2年半の成績を踏まえて、「投信のコスト」について、考えてみたいと思います。

たとえば、私が保有している「トピックス・インデックス・オープン」の買付手数料は2%、年間の信託報酬が0.6%(いずれも税別)。購入してから、2年半保有すると3 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/03/01

一度は破綻した日本長期信用銀行が、先日、新生銀行として、東証に再上場されました。これを巡っては、「公的資金(税金)投入」の一方、「ハゲタカファンドが安値で長銀を買い叩いて、巨額の利益を得た」という構図で、ずいぶんとセンセーショナルに報道されています。ここでいう、「ファンド」とは、我々の投資できる公募型の投資信託とは異なり、特定、少数の大口投資家向けに設立されたファンドのことです。一般的には、規制の緩やかな外国で設立されるものが多いようです。

ただし、「ハゲタカ」悪玉論には、私は基本的には賛成ではありません。もちろん、不公正な商取引は、「ハゲタカ」であろうとなかろうと、いけません。しかし、混乱の中、誰も買値を提示しないとき、通常では考えられない異常な安値であっても、「買い」を入れる人が現れるのは健全なこと。それこそマーケットの効用のひとつといえると思います。「売りたい人が売れる」「買いたい人が買える」が保証されることは、実は非常に価値のあることです。

たとえば、トヨタ自動車の「株式」は、私が ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2004/02/16

前回、近所の牛丼チェーンがずいぶんと繁盛しているのを題材にしました。最初のBSE騒動の時とは180度異なる「駆け込み需要の発生」という事態を目の当たりにして、金融市場で問題にされる「無秩序さ」というのは、特別のことではなくて、社会一般に共通する特徴なのではないかと思ったのでした。

それからおよそ2週間がたち、ついに大手のチェーン各店からも「牛丼」メニューが消えることになりました。Xデー前日、店の前には長い行列ができ、テレビのニュースでもリポーターが牛丼店から生中継、ついには、出てきたお客さんに、「若き日の牛丼の思い出」についてインタビューまでする有様です。2週間前の時点ですら、十分奇異でしたが、さすがといいますか、こういったことは、やはりエスカレートするものなのだと、改めて思いました。

牛丼だけではありません、タイ米が輸入された米不足騒動の時の大行列、そして、「オイルショック」でトイレットペーパーを買うために行列するなんていうのは、もはや奇異というより、滑稽です。「石油がないと困ることとい ... 詳細...

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