タカハシくんの投信生活 : 投資信託の投信資料館

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タカハシくんの投信生活

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名前: Takahashi 作成日: 2008/08/08
タカハシくんの投資信託運用日記。タカハシくんが独自の切り口で経済や市場を解説します。
投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/09/23

タイトルの通りですが、米ドルMMFを売却しようと思います。こちらで投資を始めてから、実に七年目にして、初めての売却ということになります。

一番大きな理由としては、米国経済の今後が、あまりよくないだろうと判断したからです。

円と米ドルとの関係でいうと、しばらく続いてきた円安ドル高傾向は、(1)日米の金利差(米国の金利が高く、日本の金利が安い)、(2)日米の景況差(日本の景気はいま一つで、米国は好景気)、(3)日米の財政状況の差(日本の公債残高は極めて高い)などが絡み合って、比較的長いこと続いてきたものなのかなと思っています。

但し、(1)は、日本のゼロ金利解除、米国の利下げで、方向感が変わったようにみえる。(2)についても、長い好景気を続けてきた米国に、構造的な疲弊(好景気を前提とした、貸しすぎ・借りすぎは、サブプライム問題の火種にもなりましたが、他にも、「やりすぎ」はあるようにも思われます。)が見られる。(3)については、景気にブレーキがかかる中で、イラク ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/09/12

マーケットを揺るがしている「サブプライム問題」では、「格付」の信頼性というのもひとつ大きなテーマとなっています。

信用度の低い資産(信用度の低い相手先への住宅ローンの債権など)を組み込んだ証券化商品について、「AAA」など非常に高い格付がつけられていたにも関わらず、実は、そもそも潜在的にリスクが高く、大きな損失を出した、また、今後、損失を出す恐れが高いということが判明したということが、一大問題になっているのです。

「格付」というのは、確かに、多くの情報、統計データ、専門家の意見をベースにした信頼性のある情報ではありますが、他方、ある機関の「意見表明」でしかないというのもまた事実であるのだと思います。しかしながら、特に銀行や保険会社、年金基金など、機関投資家といわれるような利害関係者への説明責任を求められる機関にとって、「格付」は、よく言えば「客観的な判断根拠」を提供してくれるものでもあり、一方で、悪く言えば「自らの責任を問われないための材料」として、「格付がよければOK」というように、大きく依 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/08/26

前回、「遠巻きに見守る」と言っていたマーケットは、株式も為替も、かなり規模の大きな波乱になりました。私はといえば、前言の通りに見守っていただけなので、ご多分にもれず、評価益が減少しています。

但し、ニュースなどで、「9ヶ月ぶり」「1年ぶり」というような表現が使われていましたが、それは裏を返せば、1年前はその水準で、しかも、大きなパニックにはなっていなかったということも意味しています。

もし、今回の波乱で、経済的に、また精神的に耐え難い苦痛を感じているようであるならば、それは、マーケットの問題というよりも、自らの投資の仕方が、いつのまにかリスク軽視・自信過剰に陥っていたのではないかということを、一度振り返ることのほうが有益かもしれません。

特に、為替のマーケットは、この数年、ボラティリティ(変動幅)が小さく、かつ、円安の方向にかなり一方的に進んでいたので、ついついリスクを取りすぎてしまったというケースが少なくないのではないかと思います。 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/08/13

ここのところ、米国の低信用者向け住宅ローン(サブプライムローン)などの問題を発端に、株式市場も、為替市場も、動きが比較的激しくなっているようです(ただし、その「サブプライムローン」とやらが、いったい世界経済にどれほどのインパクトを与えるものなのかは、実際のところ、私にはよく分かりませんが・・・)。

長期的な円安基調も、株価の堅調さも、ちょっと雲行きが怪しいという観測が増えつつあるように思われます。この場合、対処の仕方は、大きく分けて2通りだと思います。「波乱をかいくぐろうと積極的に動く」か、「やりすごす」かです。

前者に見られるのは、「ストップロスオーダー」(自分の思惑と反対の方向に株価や為替が動いたら、自動的に反対の売買をしてポジションを解消する)、「損きり」などといわれる行動でしょう。要するに、「傷口が広がる前に撤退する」という行動です。もう一つは、「やりすごす」。つまり、じっと、嵐が過ぎ行くのを待つ、「何もしない」、というやり方もあるでしょう。

そし ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/07/28

鉄道、食品、家電製品に、年金、原子力発電所と、いわゆる「安全」、「信頼」に関する問題が、ここのところ立て続けて話題になっています。これらの問題に、共通にみられる現象として、その後に、「徹底的な原因と責任の追及」そして、「完全な再発防止策の策定」が求められているということがあると思います。

もちろん、原因を追究して、同じ過ちが起こらないようにするというのは、当然かつ大事なことです。しかしながら、「それをする価値がどのくらいあるのか?」という部分が見過ごされて、とにかく、「徹底的に調べ」、「完全に再発を防止する」ことが、ストイックなまでに要求されることが多いようにみうけます。

ガスヒーターの不具合に端を発して、大量のTVCMで製品の回収を呼びかけた松下電器の事例など象徴的でしょう。(この事例では、松下は、大いなる信頼を得たとも言われていますが、あれが今後のスタンダードになるかといえば、例え、気持ちがあったとしても、あれだけの広告費が出せる会社は、日本全体でも数えるほどしかないでしょう。) 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/07/15

前回述べた批判に応えた・・・というわけではないでしょうが、投資信託協会が、「投資信託における課題や方策の整理、投資信託が持つ機能の有用性や果たすべき役割などを検討するために」、『投資信託懇談会』というのを設けたそうです。

ちなみに、目的には、「投資信託および投資法人が将来に向けて発展していくため、現状の認識と10年後20年後に目指すべき将来像(ビジョン)を描き、その実現に向けた方策を考えるとともに、社会経済における様々な面で投資信託が持つ機能が有効に働くことを整理し、その果たすべき役割をとりまとめる」とありました。

なんだか言っていることが抽象的で分かりづらいのですが、半年くらいかけて、何らかの提言をまとめようというのだと思います。

ただ、理事のほとんどが各運用会社の社長からなるというような閉鎖的な組織構成のまま、また、新たに位 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/06/24

経済評論家の山崎元さんのブログにとても興味深いエントリーがありました。「逃げた(?)投信協会長」というタイトルで、週刊ダイヤモンド誌上で、山崎さんが投資信託協会の会長に質問をするという企画の顛末(最終的に回答はなされなかった)が書かれています。

山崎さんからの問いかけは、要約すると以下の3点です。

  1. 運用上の合理性のない“毎月分配型商品”を売れるからという理由で次々と商品化するのはいかがなものか?
  2. 現在の信託報酬水準は高いのではないか?投信の純資産が大きくなった場合には米国で行われているように、手数料の引き下げがあってもいいのではないか? 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/06/09

6月の中旬から下旬にかけて、3月決算となる多くの企業で「株主総会」が開かれます。

投資信託を通じて株式に投資をしていると、自分で総会に出席したり、議決権を行使したりすることはありませんが、それでも企業の行く末を決める重要な決定の場であり、我々もその影響を受けるということには変わりはありません。

最近は、企業間やファンドによるM&A(合併・買収)も増えていて、「TOB・株式公開買付」や「買収防衛策」などといった話題がニュースになることも多いようです。

でも、この買収防衛策というのは、いったい誰から何を守ってくれる策なので しょう?

“防衛”などというと「守ってくれる」と直感的に思いますが、株主を守ってくれる策なのかといえば、そうとも限らないケースがありそうです。そもそも、上場企業は、“誰でも買える”が原則ですから、買うことに制限をつけ ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/05/28

先日、コーヒーショップで休んでいると、向かい側の席で、私よりも若いと思われる男の子が、一心不乱にノートをとりながら、なにやら本を読んでいました。私は、てっきり、大学の教科書か、資格試験の参考書かと思っていたのですが、彼が読んでいたのは、「FX取引で3,000万円儲ける!」というようなタイトルの本でした。

FXとは、Foreign Exchange、外国為替のことで、ここでいう「FX取引」とは、外国為替証拠金取引のことです。最近、FX取引で多額の利益をあげた個人が、利益の申告漏れで摘発されるといったニュースがでるほどに、今、多くの個人に人気があるようです。

但し、FXを“投資先”として考えるには、ちょっと注意が必要です。たとえば、冒頭の本のタイトルのように「少ない資金で、多額の利益が得られる」という誘い文句が氾濫していますが、そもそもどうして、そんなことができるかといえば、“レバレッジ”すなわち、投 ... 詳細...

投稿者: Takahashi 投稿日: 2007/05/13

私事ですが、実は、最近、よく「山歩き」をしています。もともとは、「アウトドア」には全く縁のない人間だったのですが、ちょっとしたきっかけから、ゴールデンウィークも関東近郊の山にハイキングに出かけました。ということで、今回は、多少の強引なところはあるかもしれませんが、そんな「山歩き」から感じた投資のヒントについて。

○見るとやるとは大違い

第一に感じたのがこれです。遠目でみるとなだらかに見えても、自分の足で登ってみると案外険しい。運動不足の私など、気が付けば、あっという間に膝が笑うようなありさまに・・・。

ニュースで聞いているときには、たいしたことがないようにみえても、実際に株式などに投資をしてみると、値動きがものすごく大きく感じられ、ちょっと騰がるだけで有頂天になり、少し下がると絶望的な気分になるというのは、こういうことなのかと思いました。

対処法は、緩やかな小さな山から登ること。登山経験もないのに、ヒマラヤ ... 詳細...

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