投稿者: Takahashi 投稿日:
2010/02/02
1/26に、「かいたく投信」、「楽知ん投信」、「浪速おふくろ投信」の3社が合併予定であるという発表がされました。
但し、合併されるのは運用会社のみで、ファンド自体は、それぞれの方針に基づいて、別々に運用されることになるとも述べられており、新社名は、「クローバー・アセットマネジメント」になるそうです。
昨年の予想に「新興投信会社の淘汰」を挙げていた私にとっては、時期こそちょっとずれましたが、起こるべくことが起こったというのが第一印象です。
今回統合を決めた3社は、預かり資産の残高がいずれも4億円弱です。運用会社が得られる報酬は、預かり資産の1%弱ですから、この規模では、専任スタッフ1人分の人件費すら賄うことができなかったでしょう。
残念ながら、3社あわせても、10億ちょっとの預かり資産ですから、このレベルでも、到底黒字にはならないでしょうが、経営の方向性としては、理に適った対応なのだと理 ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2010/01/04
大納会も終わり、2009年度も残すところあと僅かとなりました。
まず、投資成果のほうからいうと、日本株の低迷、デフレ傾向の再燃、為替の円高と、個人的な投資先である「日本株」、「日本の物価連動国債」、「外国債券(外貨MMF)」にとっては、さっぱりよろしくない結果になりました。
特に、方針を変えるつもりはないのですが、「残念」という気持ちです。
また、年初に予想していた「ニュース」も、「ETF市場のラインナップ増加」については、市場の冷え込みもあって、私の思っていたほどではありませんでしたが、東証上場のETFは58本から70本へと増加し、予想としてはギリギリ正解と言えそうですが、「新興投信会社の淘汰始まる」のほうは、当たりませんでした。
この「新興投信会社の淘汰」については、個人的には、市場動向の動きを含めた「予想」の中で、一番自信のある予想だったのですが、残念ながら(?)こちらも見事には ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/12/01
日本の株式市場が、世界の主要市場の中でも、際立って低迷しているとのこと。
米国のNASDAQ指数やS&P500指数、イギリスのFTSE100指数、ドイツのDAX指数など、世界の代表的な株価指数が、20~40%の上昇を見せているのに対して、日本のTOPIXは、ほぼ横ばいで、この3カ月ほどでは10%ほども下落しています。
日本株に投資する身としては、残念な状況ですが、慎重な評価、悲観的な評価自体は、将来に向けての「伸びしろ」にもなりますから、「これで日本株を見捨てよう」というよりは、単純に「仕方ないな」と思っています。
日本株の売られる理由としては、「政治的なもたつき」や「急速な円高による輸出企業の収益悪化」といった説明もありますが、前者については、「そもそも政治的なリーダーシップが発揮されたことは、これまでだってあまりなかった」ですし、後者についても、「景気の悪化」と「通貨高」は、いつまでも続く組み合わせではな ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/10/19
前回、新政権について、「あまり乱暴なことはしないでいただきたいなあ」というささやかな願いを述べたのですが、その願いもむなしく、財務大臣の「為替に介入しない」発言と、金融担当大臣の「モラトリアム」発言で、為替市場も株式市場もずいぶん大きく振幅しました。
財務大臣の「為替」発言は、言っていること自体は、原則論を述べただけで、内容自体はおかしなことではないのでしょうが、当たり前のことをわざわざ取り上げて発言したもので、何か裏があるのではないかと勘繰られてしまった結果、市場が不用意に変動してしまったというところでしょうか。
こういう政治と市場の一種のミスコミュニケーションのようなことは、特に、権力の移行期には、どこでも比較的よく起こることですし、仕方ない面もあると思います。
一方、金融担当大臣の「モラトリアム発言」は、漠然とはしていますが、ずいぶん過激な発言でした。「借りたお金の返済を猶予する」というのは、一律にやれば、「借りた金を ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/09/18
日本の政治の世界では、政権交代が起こることになりました。
伝統的には、日本のマーケットは、政治によって劇的な大きな変化が起こることが少ないと言われていますが、果たして今回はどうなるのでしょうか?
個人的な政治的信条などはさておいて、現在の状況をみると、政権を譲り渡すほうも、新しく獲得するほうも、いまひとつ、「自分(たち)にも問題があるかも・・・」という慎重さのようなものが薄い印象を受けるのが、ちょっと気になるところです。
「官僚が悪い」、「今までの政府が悪い」、「メディアが悪い」などなど、それぞれの人々には、それぞれのもっともな言い分はあるのかもしれませんが、「××が悪いから、あれをやっつけよう!そうすれば、あとは全てうまくいく」という考え方というのは、物事を進める原動力としては、手軽に、最初の勢いを出すことができるものの、最終的には意外に物事を前に進める力にならずに、かえって足枷にな ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/08/18
久しぶりにさわかみ投信のWebサイトを覗いてみたところ、「6月30日付で、取締役運用調査部長・澤上龍氏が運用調査部長を退任」というニュースが掲載されていました。
澤上龍氏は、さわかみ投信の創業者であり、同社の代表取締役社長の澤上篤人氏の子息であり、運用調査部長として、運用における事実上のNO2の立場にありました。
澤上龍氏に関しては、金融業界での経験もほとんどなかったことから、会社運営・ファンド運用への不安や世襲批判も聞かれていましたが、澤上篤人氏は、かつてこの批判について、「世襲かどうかということは無関係に、能力からみて、龍氏が運用の最適任者」と述べていたようですが、今回、後継者のほうが先に、運用業務から離れることになってしまったわけです。
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/07/29
最近、私が使っているマネックス証券で、「カブロボファンド」というちょっと変わった投資信託が宣伝されていました。
このカブロボファンドは、その名の通りですが、「カブロボ」すなわち、株式売買の運用指図を行なうプログラムにしたがって、運用を行なう日本株ファンドだということです。
第一印象としては、話題づくりの上手なマネックス証券らしい、とても面白いコンセプトのファンドだなと思いました。これは悪い意味ではなく、マネックス証券自体も、また、創業者の松本大さんにしても、なかなか優秀なセールスカンパニーであり、セールスマンであると、かねてから思っていますので。
さて、その「カブロボファンド」、株式のトレーディングプログラムの中から、優秀なものを選んで、そ ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/07/15
以前に、今年の「予想」として、新興の運用会社のいくつかは、運営が立ち行かなくなるのではないかということを述べました。
投資信託の資産自体は、信託銀行で分別管理されている以上、取付騒ぎのようなことになるリスクは低いと思いますので、その心配はあまりいらないでしょうが、運用会社もビジネスである以上、得られる収入よりも払う費用が多い状態が続けば、どこかで立ち行かなくなるのは、当然の帰結となります。
この点、現時点で半年が過ぎましたが、まだ、経営に重大な問題が発生したというニュースはなく、今のところ私の「予想」は外れています。ただ、彼らの経営が改善しているかといえば、そうではないケースが多そうです。
たとえば、EDINETに掲載されているファンドの有価証券報告書には、「委託会社等の経理状況」という項目があ ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/06/19
日経平均株価が1万円台を回復というニュースが流れましたが、上向きの相場動向が報じられるというのは、ずいぶん久しぶりのことのような気がします。
私にとっては、自分のお金で、投資するようになってから、おおよそ10年がたちますが、上は、2万円から、下は7,000円台まで、振り返ってみると、なかなか激しい価格変動をしています。
改めて10年分の値動きをみると、「相場を予測する」などということは、なかなか途方も無いことだと思います。
確かに、日経平均2万円の時期は、いわゆる「ITバブル」といわれる時期でしたが、それでも、国全体、市場全体を巻き込むようなバブルというわけではなかったように思いますし、一方で、日経平均7000円ギリギリまで下がった今年の3月も、確かに不景気で、世界的な混乱の只中ではありましたが、とはいえ、暴動が起こるわけでも、市場が閉鎖されたわけでもなく、あくまでも、平穏な中での低迷でした。
< ...
詳細...
|
投稿者: Takahashi 投稿日:
2009/06/01
何事にも、ことを成し遂げるには、「努力」が必要といわれますが、投資については、「努力」というのは、どのくらい必要なものなのでしょう?
私の投資における「努力観」は、「適切な努力は、多少は意味があることだとは思うが、運と偶然とボラティリティの中に埋もれてしまうことも多々ある」というものです。
賢明な努力をして、かつ、成果を残す人も、もちろんいるとは思いますが、新たなブームが起こるたびに、そんな賢明な人をはるかに上回る超人的なリターンを上げる人というのは必ず表れるものです。
まあ、そうした人の多くは、その後も自信過剰に運任せのリスクテイク(でも、本人は、運任せだとは露ほども思わないわけですが。)を繰り返し、僅かの間に、せっかくの運を吐き出してしまうのですが・・・。
それでも、運さえあれば、成功する可能性があるのは、投資の一つの本質だと思います。
逆に ...
詳細...
|