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投稿者:
Takahashi
2007/09/12
マーケットを揺るがしている「サブプライム問題」では、「格付」の信頼性というのもひとつ大きなテーマとなっています。
信用度の低い資産(信用度の低い相手先への住宅ローンの債権など)を組み込んだ証券化商品について、「AAA」など非常に高い格付がつけられていたにも関わらず、実は、そもそも潜在的にリスクが高く、大きな損失を出した、また、今後、損失を出す恐れが高いということが判明したということが、一大問題になっているのです。
「格付」というのは、確かに、多くの情報、統計データ、専門家の意見をベースにした信頼性のある情報ではありますが、他方、ある機関の「意見表明」でしかないというのもまた事実であるのだと思います。しかしながら、特に銀行や保険会社、年金基金など、機関投資家といわれるような利害関係者への説明責任を求められる機関にとって、「格付」は、よく言えば「客観的な判断根拠」を提供してくれるものでもあり、一方で、悪く言えば「自らの責任を問われないための材料」として、「格付がよければOK」というように、大きく依存していたという面も少なくないようにみえます。(金融機関の自己資本、支払余力算定の国際的な基準など、制度的な要因も大きいとは思いますが。)
たとえば、この「格付」を、社会一般における「学歴」、「職歴」だと考えると、ちょっと問題が分かりやすくなるかもしれません。「学歴」も「職歴」もプロフィールの一部であり、その人をあらわす大事な「指標」、「判断材料」にはなるでしょうが、当然、それが、その人の全てではありえません。もし、「一流」といわれる「学校」に入学したかということだけを材料に、社会の大半の人が他人の人物評価をしているという世の中を想像すると、それは、相当に「歪んだ」「気味の悪い」、そして「効率の悪い」社会になるというのは、容易に想像ができるでしょう。
格付についても同様で、ある証券の信用度を示す一つの重要な判断材料であるには違いないとしても、それに多くの人々が、疑いなしに追従するというのは、相当に不自然なことであり、しかし、近年の状況は、それに近いものがあったのだと思います。
複雑な仕組みを駆使した証券化商品は、いわば、学歴社会における「学歴詐称」のような病理現象であったという見方もできるかもしれません。これは、なかなか難しい問題ですが、私自身は、投資でも、日々の生活でも、どうせ「間違い」をするのであれば、ただ、誰かに追従して失敗するよりも、自分で考えた上で間違いたいと考えています。
それは、自分自身、そうしたほうが「気持ちが良い」という「性格」の面もある一方、今回のような問題の「深み」をみると、「リスクを恐れて、権威に追従する」というのは、必ずしもリスクの回避やよい投資成果にもつながらないという思いがあるからです。
タカハシくんの9月6日現在の運用評価損益 | 購入ファンド | 基準価額 | 評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 55,124円 | (+5,124円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 80,941円 | (+30,941円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 103,512円 | (+53,512円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 79,386円 | (+29,386円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 15,688円 | (+5,688円) |
| 野村MMF | 392円 | (+392円) |
| 野村MRF | 591,751円 | (+1,751円) |
| MHAM物価連動国債ファンド | 194,734円 | (-5,266円) |
|
| 合計 | 1,121,528円 | (+121,528円) |
(注)合併による社名変更に伴い、「DKA物価連動国債ファンド」は「MHAM物価連動国債ファンド」にファンド名が変更になりました。
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