タカハシくんの投信生活
第4回 「アセットアロケーションを考える」
ファンドの選び方には、いろいろあるとは思いますが、投資信託という商品は、 「少額でも分散投資が可能」という特徴を持った商品です。その利点を生かす ためにも、ここはひとつ“大きな観点”、つまり「アセットアロケーション (資産配分)」から考えてみたいと思います。
金融商品にまつわる専門用語というのは、横文字が多くて、ものすごく難しそ うに見えます。ファンドの目論見書などに「『アセットアロケーション』を専 門のポートフォリオマネージャーが行います」なんて書いてあると、ものすご く特別なテクニックを使っているような感じがします。実のところ、「そのフ ァンドでは、専門の担当者がどこに、どれだけ投資をするかの大枠をまず決め ますよ」ということ。別に、特別なことをしているわけではありません。
今回は、日本株に焦点を当てて考えていきましょう。日本株といえば、「バブル後最安値」「17年ぶりの日経平均1万円割れ」などと新聞やテレビで報道さ れているように、これでもかというくらいに下がっています。実際、経済も芳しくありませんし、政策のほうも金融政策を含め、残念ながら、いまだ“空回 り”を続けているように見えます。政府の政策について書き始めると、きりが なくなりそうですから、別の機会に譲るとして、全体としての方向性にはあま り改善が見られていないと思っています。
ただし、それぞれの個別企業を見てみると、株価はずいぶん割安になっています。例えば、特に業績の悪化懸念があるわけでもなく、毎期黒字を計上してい るのに、株価が1株あたりの純資産額(簿価)よりも安い(PBR1倍以下)。利益水準や配当利回りから考えても、ずいぶんと魅力的な値段になっている企業 も、増えてきているように感じています。
私は現在のところ、日本株に「ガンガンに強気」ではないのですが、少しずつ (1〜数万円程度)なら買ってもいいかなというように考えています。そこで 次回は、「日本株に投資するファンドを選ぼう」ということで、ようやくですが、購入するファンドを選びたいと思います。
(updated 09/25/01)
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