タカハシくんの投信生活

第7回 「デフレについて考える」

失業率が上がり、株式市場も相変わらず、ここのところの日本経済もあまり元 気がないように見えます。メディアでも「不況」「デフレ」と、なんだか暗く なるような言葉が目立ちますが、今回は、その「デフレ」について私なりに考 えてみたいと思います。

 

デフレというのは、物価がどんどんと下落している経済状態を指す言葉で、お金への需要が強く、モノへの需要が弱いことが原因で起こる現象といわれてい ます。 現在の日本は、バブル期のつけで多額の債務(借金)を抱える企業が多くあり、 これを返済しようとお金を多く需要しています。しかも、雇用や設備はあまり気味なので投資を控える。家計では、雇用や社会保障へ不安があるから、消費 を抑える。銀行も多くの不良債権を抱えているので、これを解消しようとお金の回収に躍起になって、「貸し渋り」といわれるような現象も起こります。

 

つまり、みんながモノではなく、お金を需要しているから、モノの値段が下が りつづけてしまうのです。しかも、モノの価値が下がりつづけていくと、企業の売上げは落ち込み、収益が圧迫され、雇用も厳しくなるので、家計はさらに 消費を控える。モノには、土地や株式といったものも含まれるため、銀行が担 保に持っている資産の価値も値下がり、減らそうとしている不良債権が逆に増加し、銀行はますますお金を貸さなくなるいう悪循環にはまってしまうのです。 いわゆる「デフレスパイラル」といわれる現象です。

 

では、お金を運用するという観点から、それを見るとどうなるのでしょうか。 基本的にデフレでは、「タンス預金」に代表されるような“寝かせておく”運用が効果的になります。お金の額自体が変わらなくても、その額で買えるモノのほうが増えるのですから、それだけで、立派な運用となるわけです。

 

でも、私は、前にも書いたように、このデフレはあまり長くは続かないのでは ないかと思っています。確かに、債務を減らそうとする企業も、将来に備えよ うとする家計も、不良債権問題を解決しようとする銀行も、それぞれにはきちんとした行動の理由があって、それがデフレを招くというのですから、問題は なかなか解決しないようにも見えます。でも私は、政府と海外という2つの経済主体を活用すれば、このデフレは解消されるのではないかと思います。それが外貨建てファンドと日本株ファンドに投資をした理由にもなっています。

 

今回は、「デフレ」というかなり大それたテーマを取り上げてしまったのですが、それにも懲りずに、次回は、さらに私の考えるデフレ解消法を書いてみた いと思っています。

 

★タカハシくんの11月7日現在の運用評価損益

ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド
51,349円
(+1,349円)
ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド
49,631円
(−369円)
モルガン・スタンレー・ マネーマーケット・ファミリー 豪ドル
52,224円
(+2,224円)
トピックス・インデックス・オープン
9,562円
(−438円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
9,696円
(−304円)
残り現金    
830,000円

合計
1,002,462円
(+2,462円)

(updated 11/12/01)

 

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