タカハシくんの投信生活
第8回 「デフレには円安が効く!?」
デフレを解消しようとするには、モノを買わずにお金を需要するという状況を 打破することが必要になります。通常、マクロの経済状況を考えるとき、企業 ・家計・銀行(金融部門)のほかに、政府そして海外という5つの部門に大別 することが多いようです。経済がデフレから脱却するには、この中からお金を 使ってモノを買おうという主体を生み出せば良いということになります。
この方策として、真っ先にいわれるのが財政政策。つまり政府が予算を増やし
て社会資本整備や社会保障整備をして、政府部門がモノを買う主体になるとい う政策が考えられます。社会保障整備などが実現されれば、家計の消費も増え
ると期待できるでしょう。
ただ、現状、これに過剰に期待するのは難しいといわざるをえません。不況で は、税収は増えないですし、だからといってやみくもに政府の借金の量をこれ 以上どんどんと増やしていくことは、破綻への道を進んでいくことになります。 だからといって、国債発行30兆円以下などという目標に意味があるとは思いま せん。ましてや国債発行を抑えるために、NTT株の売却益で補正予算を組むな どというのは、貯金が100万あり、ローンが300万もある人が、これ以上ローン を増やしてはいけないといいながら、貯金を取り崩して、買い物をした挙句に、 「これって、規律のある生活だ」なんていうようなものです。むしろ、あまり 小さな枠にとらわれずに、経済の本格的な成長(と長期的な税収増)に必要な ことには十分な予算をつけるべきでしょう。
そして、デフレ解消策として次に考えられるのが金融政策。つまり、金利を低 くしてお金を調達しやすくし、企業や家計にお金を使ってもらおうという政策 です。しかし、これはご存じのとおり、目下ゼロ金利政策の最中である以上、 まさか金利をマイナスにするわけにもいかないので、これにも頼れません。
そうすると、考えられる最後の手段は、海外部門にモノ(日本の株や不動産も 含む)を買ってもらうこと。ほかの主体である企業も、家計も、銀行も、そし て政府もお金を使えない状況なのですから……。モノは安くなれば買いたくなる。海外の主体にとって、日本のモノを安くする には、つまり、円安にしてしまえば良い。デフレについては、安い中国からの 輸入品の流入もその原因とされ、セーフガードを巡る中国との衝突もありまし たが、そんな乱暴な手段をとらずとも、円安は、輸入品価格の押し上げを通じ て、その問題を解消してくれるとともに、物価下落に歯止めをかける効果も期 待できます。そんなことで、デフレには円安が効くとの思いもあって、私は外 貨MMFから投資を始めたのです。
★タカハシくんの11月19日現在の運用評価損益
ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド |
52,032円 |
(+2,032円) |
ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド |
49,673円 |
(−327円) |
| モルガン・スタンレー・マネーマーケット・ファミリー 豪ドル | 53,884円 |
(+3,884円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 9,807円 |
(−193円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 9,904円 |
(−96円) |
| 残り現金 | 830,000円 |
|
| 合計 | 1,005,260円 |
(+5,260円) |
(updated 11/26/01)
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