タカハシくんの投信生活

第9回 「私の好きなファンド、嫌いなファンド」

今回は、私の好きなファンド、嫌いなファンドについて触れてみることにしま す。ただし、“私の好き嫌い”であって、これを買うと損をするとか、買って はいけないという意味ではありません。

 

好きなファンドは、私がいま持っている5つのファンドを見ていただければ、 わかってしまうかもしれないですが、「シンプル」「理解しやすい」「コスト の安い」と3拍子が揃ったものです。「投資は自己責任で」とよくいわれるよ うに、自分で責任をとらなければならなのですから、シンプルで理解しやすい ものを選んで、自分で良く知っておくのは、大切なことです。

 

そして、「投信は長期の保有を前提に」と考えるならば、毎年かかるコストを 抑えることもまた重要になります。コストが安ければ、ファンドから得られる 利益はそれだけ多くなるのですから。そういう意味で、私が保有しているファ ンドは、このコラムを書いていく題材に困ってしまうくらいに(!)単純な仕 組みで、コストの安いものだと思っています。

 

一方、私があまり好きではないファンドというのは、この反対のファンド。つ まり、複雑で仕組みがわかりにくく、コストの高いもの。最近では、「元本確保型」などといわれるファンドが多く出ていますが、私にとっては、嫌いの3 条件を満たす商品に見えてしまいます。 「元本確保型」と一般にいわれるファンドは、ファンドの基準価額が一定の金 額を下回らないことを保証した上で、株価の上昇に対しては、ある程度の割合 でファンドの基準価額も上昇する仕組みに設計された投資信託のことを指しま す。株価上昇の恩恵を受けつつ、リスクは限られたものにしたいというニーズ に応えているのでしょう。

 

ただ、これらのファンドは、実際の運用にあたって、資産のかなりの部分を公 社債等で安定的に運用しながら、一部で株式のオプション取引を行って、株価 上昇時にリターンを得られるようにすることが多く、私にはその仕組みが良く わからないから、投資しようと思えないのです。さらに、そういった複雑な取引を行ったり、元本確保のため、銀行にその保証 分を支払うことが多いので、ファンドのコストも高くなってしまう。しかも、 信託期間も2〜5年といったものがほとんどなので、長期投資も不可能です。

 

10万円の予算ならば、私なら9万円をMRFや定期預金にして、1万円でインデック ス・ファンドを買えば、安上がりな上に、十分に価格変動リスクを低減したこ とになると考えます。もちろん、投資についての考え方は、十人十色ですから、この 考えを皆さんにすすめようという気持ちはありません。その十人十色のおもし ろさを伝えるためにも、私は“自分流”でやっていくつもりです。

 

★タカハシくんの11月30日現在の運用評価損益

ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド
52,605円
(+2,605円)

ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド

50,379円
(+379円)
モルガン・スタンレー・ マネーマーケット・ファミリー 豪ドル
54,124円
(+4,124円)
トピックス・インデックス・オープン
9,680円
(−680円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
9,810円
(−190円)
残り現金    
830,000円

合計
1,006,598円
(+6,598円)

(updated 12/10/01)

 

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