タカハシくんの投信生活

第14回 「アクティブ型のファンドのおもしさ 」

投資信託の運用成績を決める要因とは、いったい何かと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのが、「投資対象となるマーケットの動き」ではないでしょうか。簡単に説明すると、日本株に投資するファンドは、日本の株式市場が全体として下落しているときには、なかなかよい成績を上げることはできません。その一方、為替市場が円安に動いているときには、外貨MMFはよい成績を残すことができるだろうということです。

 

日本株が上昇すれば、私の持っている日本株に投資するファンドは、おそらく上昇するでしょうし、為替市場が円高に動けば、当然ながら外貨MMFの成績が悪くなると考えられます。こういったマーケットの動きは、運用成績に大きな影響を与えます。加えて、ファンドマネージャーなどが行う“投資判断”の良し悪しも大事な要因となるでしょう。私が保有しているようなインデックスに連動することを目的としたファンドであれば、投資判断は影響しません。

 

しかし、ファンドマネージャーが銘柄選別や資産配分の最終的な決定を下すようなアクティブ運用のファンドでは、この投資判断が良かったかどうかが、成績に大きく反映することになります。日本の株式市場全体が低迷していても、大きく業績を伸ばす成長企業を早くから発見して、投資を行うことができれば、良い運用成績が残せるというわけです。

 

このような要因の存在を理解したうえで、ファンドを選ぶとなると、いろいろなパターンが出てきます。たとえば、日本株に投資をしてみようと考えたとき、日本株のインデックス投信、あるいは、運用方針やファンドマネージャーの考え方に共感をして、ファンドを選ぶという選択肢があります。残念ながら、私は「ある程度、割高な信託報酬を払っても、運用してもらいたい」と感じる投資の方針を持つファンドを見つけられなかったため、インデックス投信を購入しました。

 

「どのように考えながら投資をしているのか」というのは、インデックス型のファンドでは知ることのできない情報です。アクティブ型のファンドを購入する場合には、大いに利用して、運用のプロセスを知るようにすると、おもしろいと思います。アクティブ型のファンドを選ぶ際の注意点としては、「日本株に投資する」と投資対象が限定されたようなファンドでは、少なからず、株式市場全体の動向から影響を受けるということです。逆にいうと、投資対象の制限なく、運用されるファンドであれば、まさに“投資判断”が命ということになります。

 

投資信託を保有すると、どうしても気になるのは運用成績。投資にあたっては、「どうなると運用成績が上がるのか?」をおさえておくことは、当たり前かもしれませんが、重要なことだと思います。

★タカハシくんの2月19日現在の運用評価損益

ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド

 56,920円
(+6,920円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
 53,795円
(+3,795円)
モルガン・スタンレー・マネーマーケット・ファミリー 豪ドル
59,715円
(+9,715円)
トピックス・インデックス・オープン
18,664円
(−1,336円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
8,964円
(−1,036円)
残り現金    
820,000円

合計
1,018,058円
(+18,058円)

(updated 2/25/02)

 

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