タカハシくんの投信生活

第15回 「ファンド選択には名称と組み入れ銘柄もチェック 」

普通の買い物とは違い、ファンドは実際に手にとって確認することができません。そこで、私たちはファンドの情報を手に入れて、購入するかどうかを決めることになります。そのさまざまな情報の中でも、第一印象ともいえるのが、ファンドの名称です。名称には、投資するにあたっての重要な情報を含んでいることが多く、投資対象となる地域・市場を知ることができます。

 

私が保有しているファンドを例にとれば、「国内株式」や「USマネー・マーケット」が名称です。前者は日本の株式市場、そして後者は、米国(ドル)のマネー・マーケット、つまり満期が1年未満の短期金融市場に投資をするファンドだとわかります。

 

ファンドの名称には、「マネー・マーケット」のように横文字、あるいは専門用語など、わかりづらいものもあります。しかし、自分の大事なお金を投資するのですから、せめてファンドの名前に出てくる用語は、購入する際に、販売担当者に聞いたり、自分で調べるなど、理解しておきたいものです。それだけでも、ファンドに対する理解は格段に違ってきます。

 

投資する地域や市場については誤解の余地は少ないと思いますが、「成長株」「バリュー株」、さらには「環境にやさしい(エコファンド)」「21世紀に活躍する」という価値判断を含んでいると、名前だけでは判断できなくなります。

 

あなたが「環境にやさしい企業」として思い浮かんだのが、「ゴミ処理や廃水処理の分野で高い技術を持つ企業」としても、ファンドは「『環境会計』などに取り組む日本を代表する大企業」へ多く投資していることもあります。それが、悪い運用であるというわけではありませんが、自分が投資したいと思うものと、ファンドの実際の運用がかけ離れてしまっているのでは、“後悔の種”となる可能性も大きくなります。これを避けるには、ファンドの「組み入れ銘柄」の情報が参考になります。たいていの場合、少なくとも上位5銘柄については公開されています。あなたが名前から抱いたイメージと実際の運用にギャップがないかを確認してください。

 

先ごろ、政府は「総合デフレ対策」を発表しましたが、その中身である「組み入れ政策」は、「金融機関への検査強化」や「株式空売りに関する規制の強化」でした。これが、良い政策かどうかという前に、「デフレ対策」という名称が適切なのかが、疑問です。そんなニュースを聞きながら、ファンド選びの際には、名称だけでなく、「組み入れ銘柄」を見ることも重要なのだと妙なところで再認識をしました。

 

★タカハシくんの3月1日現在の運用評価損益

ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド

 57,046円
(+7,046円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
 53,785円
 (+3,785円)
モルガン・スタンレー・マネーマーケット・ファミリー 豪ドル
59,991円
 (+9,991円)
トピックス・インデックス・オープン
19,953円
(−1,336円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
9,621円
(−379円)
残り現金    
  820,000円
 

合計
1,020,396円
(+20,396円)

(updated 3/13/02)

 

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