タカハシくんの投信生活

第19回 「難しい為替マーケット。分散投資してリスク回避」

前回は、ユーロやオーストラリアドルといった米ドル以外の通貨に投資するようになってから、為替の見方が変わってきたという話をしました。

 

偶然ではありますが、ちょうどゴールデンウィーク中の為替の動きは、まさにそれを体言しているような動きでした。外貨ドル円では、1ドル=131円から126円台へとかなりのスピードで、円高ドル安が進みましたが、一方、ユーロ円を見ると、1ユーロ=115円から116円で、比較的安定して推移していました。前回、私がとり上げた見方でいけば、ユーロとの比較では円の価値があまり変わっていないので、「円高」というよりも、「ドル安」が起こったのだろうと考えられます。

 

私自身は、貯金の延長線上の感覚で投資信託に投資をするのなら、こういった日々の為替動向などに注意を払っている必要が特にあるとは思っていません。投資信託は、さまざまな手数料がかかることも含めて、短期的な市場動向から利益を得るための仕組みとして、向いていないからです。

 

でも、逆に、そういった市場の動向に興味を持っている人が、ひとつのきっかけとして、投資信託を購入して、「参加意識」をもちつつ、マーケットをながめてみるのは、おもしろいのではないかと思っています。投資信託を購入することで、刺激を受けて、為替について勉強してみる。特に「お金」というインセンティブがあるのですから、とても効果的なのではないでしょうか。

 

為替のマーケットについては、本当にそれを動かす要因はさまざまで、あるときは国際政治であったり、またあるときは貿易収支であったりと、いろいろなことがいわれていますから、私も理解しているなどとは、とてもいえません。しかも市場では、人々の意思が反映されて取り引されます。いくら勉強したところで、その動きをすべて当てることなど、できるはずもないのですが、興味をもって、いくつかの為替を動かす重要な要因について学んだり、結果として「やはり、なかなか難しいものだ」と知るだけでも、すごく意義があると思っています。

 

短期の市場動向から利益を得るために、投資信託は不向きだと先述しましたが、逆に、難しさを理解した上で、分散投資をしてリスクを回避しながら、収益を得ようとするためには、投資信託はとても適した商品だと思いますから。もちろん、為替のマーケットに興味をもって勉強して、そこに個別的に投資することで、リターンを狙うというのも、またひとつの考え方といえるでしょう。私としては、興味をもって、勉強をしながらも、「わからないことはいっぱいある」ということを忘れず、そのためにも、分散投資でいきたいと思います。

 

★タカハシくんの5月8日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益

ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド

54,703円
(+4,703円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
54,434円
(+4,434円)
モルガン・スタンレー・マネーマーケット・ファミリー 豪ドル
60,453円
(+10,453円)
トピックス・インデックス・オープン
20,822円
(+822円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
10,099円
(+99円)
残り現金    
820,000円

合計
1,020,511円
(+20,511円)

(updated 5/14/02)

 

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