タカハシくんの投信生活
第42回 「ETF転換国債は株式市場を活性化する?」
5月7日付け朝日新聞の経済面に、「“ETF転換国債”を提言」という見出しで、大手の證券会社がETFに転換することのできる国債の発行の提言を「株式市場の活性化策」として、政府関係者に行っているという報道がありました。記事には、当事者のコメントもなく、ニュースソースも明らかにされていなかったので、記事の信憑性は、私にはわかりません。ただ、「ETF転換国債」という案そのものは、いまの株式市場を考える上で、おもしろいと思いました。
「ETF転換国債」を簡単にいえば、ある時点よりも株価(指数)が上がれば、「株式ファンド」としての値上がり益が得られ、もし株価が値下がりした場合には、「国債」のままで、少なくとも満期まで持てば額面で償還され、大きな値下がりによる損失を受けないというような仕組みの金融商品です。
少ないリスクで株式の値上がり益が狙える商品であれば、「売れる」かもしれませんし、その結果、「気づいたら株主」という人が増えるかもしれません。しかし、それが「株式市場の活性化」と考えるのは誤りでしょう。
ビジネスを行う上でのリスクの一部を引き受ける代わりに、利益の配当も受けることができるのが株式の仕組みであるはずです。リスクというと、危ないというイメージがあるかもしれませんが、「ビジネスにおいて、不確実な将来に挑戦する。そして、そういう企業を応援する」ということが株主になることの一面であると思います。
しかし、残念ながら、先の「構想」には、「リスクをわかちあって負担する」という精神がありませんし、そもそも「リスクをわかちあわない」ことを「売り」にしているように思えます。それでは、前に進めないのではないでしょうか。私は、少しずつですけれど、「リスクを分かち合う」ことに参加するつもりです。
★タカハシくんの5月6日現在の運用評価損益
購入ファンド |
基準価額 |
評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 51,115円 |
(+1,115円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 63,620円 |
(+13,620円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 67,949円 |
(+17,949円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 35,740円 |
(−4,260円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 7,762円 |
(−2,238円) |
| 残り現金 | 800,000円 |
|
| 合計 | 1,026,186円 |
(+26,186円) |
(updated 5/12/03)
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