タカハシくんの投信生活

第46回 「株価急上昇の表と裏 」

株式市場は大変活況です。東京証券取引所では、あまりの取引の多さから、情報配信のシステムが不具合を起こしているようです。私の利用している野村ファンドネット証券でも、ここ数日、利用客の急増から、取引などを行うページが開きづらくなる不具合があり、私も残高の確認にずいぶんと手間どりました。

 

一方、その株式市場とは対照的に、価格が急落しているのが長期国債の市場です。国債の価格下落は、そのまま金利の上昇を表しますが、この1カ月ほどで、金利は0.5%以下から1%を越える水準までに上昇しています。それでも、1%はずいぶんと低い金利水準ですが……。

 

ここ数年、とにかく「株を持っている金融機関は危ない、リスクがある」という大号令のもと、銀行や生命保険会社は、こぞって株式の保有残高を減らし、「健全性」を競い合っている状況であったように思います。しかしながら、国債が良い投資先で、株式が悪い投資先などと誰かが保証してくれることは、マーケットにおいて、実際はありえないことです。誰もが国債を買うことが「安全」と思うとき、往々にして、その評価の行き過ぎが「危険の源泉」となることは、これまでのバブルの歴史が教えてくれることのひとつです。

 

もし、この程度の金利上昇に対しても、債券の保有高を減らして対応せざるをえないような金融機関が多いのならば、「債券市場」も「金融機関」も、ともに「危うさ」を持っているように思います。「株式の含み損」で体力を消耗したあとに、「債券の含み損」で再び苦境に陥る可能性も、考えておいたほうが良いように思います。株式市場は活況ですが、私は、そういったことから、金利の動向が大変気になっています。

 

★タカハシくんの7月7日現在の運用評価損益

購入ファンド
基準価額
評価損益
ノムラ外貨MMF  USマネー・マーケット・ファンド
50,922円
(+922円)
ノムラ外貨MMF  ユーロマネー・マーケット・ファンド
64,476円
(+14,476円)
ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド
73,161円
(+23,161円)
トピックス・インデックス・オープン
41,444円
(+1,444円)
PRU国内株式マーケットパフォーマー
9,432円
(−568円)
残り現金    
800,000円
 

合計
1,039,435円
(+39,435円)

(updated 7/14/03)

 

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