タカハシくんの投信生活
第53回 「投資信託協会って何だ?」
先日、政府が「外国籍株式投信」の税率を10%に抑制する方針であるという報道がありました。また、投資信託協会の規約改正により、不動産投資信託を多く組み入れたファンドの組成が可能になる(それまでは5%以上は不可)というニュースもあり、すでに不動産投資信託の比較的高い分配金に着目した「毎月分配型」の新ファンドの設定などの動きも出ています。
いずれにしても、投資信託の利用が便利になり、多様な選択ができるということですから、喜ばしいことだと思います。しかし、根本的な「ファンドの国籍」や「投資対象が株なのか債券なのか」でどうして税率や納税方法が違うのかといった疑問については、十分な議論も、納得できるような説明もないように思います。投資信託協会の「規約」についても、誰が、どのように、何の目的で作って、どのように変えているのか、知ることは難しいのが現状です。
かわいいイラストの入ったパンフレットやホームページでの「広報活動」は、ずいぶんと盛んになってきましたが、こういった実務の問題になると、「結果のお知らせ」にとどまっています。そこで、気になって「投資信託協会」について少し調べてみました。
投資信託協会のホームページにある定款によると、理事会を構成する役員は20名から25名、現在の役員は23名の運用会社各社の社長と、1名の元日本銀行政策委員会大蔵代表委員、そして東京証券取引所社長。よくファンドマネージャーは、冴えない株価の日本企業に対して、「コーポレートガバナンスが不十分で、組織が内向き」などと批判をしていますが、業界の自主規制団体とはいえ、これはあまりに「内向き」でお粗末ではないでしょうか? いまや多くの企業で、「社外取締役」がいるというのに……です。定款の第3条には、このように書かれています。「本会は、投資者の保護を図るとともに、投資信託及び投資法人の健全な発展に資することを目的とする」と。だとすれば、「投資家」の姿のない役員構成は、おかしなことだと思います。
★タカハシくんの10月21日現在の運用評価損益
購入ファンド |
基準価額 |
評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 47,414円 |
(−2,586円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 61,081円 |
(+11,081円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 69,608円 |
(+19,608円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 45,839円 |
(+5,839円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 10,534円 |
(+534円) |
| 野村MMF | 364円 |
(+364円) |
| 残り現金 | 800,000円 |
|
| 合計 | 1,034,840円 |
(+34,840円) |
(updated 10/26/03)
●タカハシくんの投信生活の最新号は投信資料館のメールマガジンでお読み頂けます。
【本を読もう】

