タカハシくんの投信生活
第61回 「コストを考えて投信選びをしよう」
株式市場の好調と円高の一服で、私のポートフォリオも、5%を超えるプラスになりました。実際にリスクのあるものに投資しているのは、20%だけですから、その部分のリターンと考えると2年半でおよそ25%。さすがに株価も為替も一服感はありますが、良好な成績だと感じています。今回はこの結果を今後の投資に活かすために、この2年半の成績を踏まえて、「投信のコスト」について、考えてみたいと思います。
たとえば、私が保有している「トピックス・インデックス・オープン」の買付手数料は2%、年間の信託報酬が0.6%(いずれも税別)。購入してから、2年半保有すると3.5%(2%+0.6%×2.5)の費用がかかっていることになります。私は途中で1万円買い増しをしているので、正確な数字ではありませんが、これまでおよそ20%の評価益が出ていますから、リターンの20%弱が費用ということになります。
この費用をどう捉えるのかは、人それぞれの判断になりますが、私にとっては納得できる水準です。これまでは市場環境が良かった面もあるので、平均4%程度のリターンが期待できたとして、運用・管理にそのうちの20%くらいを支払うのは、リーズナブルな費用ではないかと思っています。
一方、5%のリターンが期待できるとして、買付手数料が3%、信託報酬が年間2%というファンドに、3年間投資することを考えてみましょう。この場合、買付手数料を3年間にならして年1%と考えれば、費用は年平均3%、期待できる儲けの60%がコストになります。
購入価格の0.6%と2%には、あまり大きな差はないかもしれませんが、期待するリターンとの比較で考えると、とても大きいことがわかります。投信を買う主な目的は、「お金を管理してもらうこと」ではなく、「運用で利益を得ること」です。サービスの対価である費用も預ける額ではなく、期待できる収益に対して、支払うと考えるべきでしょう。
投信を買う際に、「どのくらいのリターンを期待するのか」「そのリターンのうち、どのくらいの割合ならば支払ってもいいか」を考えるだけで、リーズナブルな投信選びができるようになるはずです。
★タカハシくんの3月9日現在の運用評価損益
購入ファンド |
基準価額 |
評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 48,365円 |
(−1,635円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 66,745円 |
(+16,745円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 78,921円 |
(+28,921円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 49,207円 |
(+9,207円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 11,104円 |
(+1,104円) |
| 野村MMF | 392円 |
(+392円) |
| 野村MRF | 800,009円 |
(+9円) |
| 合計 | 1,054,743円 |
(+54,743円) |
(updated 3/15/04)
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