タカハシくんの投信生活
第62回 「会社四季報」で企業の変化が見えた
前回、「株も為替も一服感」などと書いた途端に、円安も株高も、本当に一服となってしまいました。そうなった理由は、私に神のお告げがあったわけでもなく、単純に私だけでなく「みんながそう思ったから」なのでしょう。
「上がる」と思う人が増えれば上がり、そろそろ「下がる」と思う人が増えれば下がるというのが、マーケットというものの特性のひとつ。最近の日本株についていえば、「一服」しているとはいえ、私はあまり悲観をしていません。業務の効率化や設備や人員の適正化は全体的に進んでいます。「リストラ」は、いまやクビきりの隠語になってしまった観がありますが、「再構築」が本来の意味であり、その目的も果たしはじめていると思います。
「お金」についても、債務の圧縮、そして余剰資金の株主への還元(配当金を増やす、自社株を購入するなど)と、適切な施策がとられているようです。これらはどれも、考えてみれば当たり前のことです。しかし、ちょっと前まで日本企業は残念ながら、あまり実現していないことでした。
これらの変化を身近に感じたのは、「会社四季報」を読んでいたときのことです。「会社四季報」は年4回発行されていて、上場企業の業務内容や業績、経営指標などが掲載されていて、概略や基本的な財務のデータを調べる「辞典」のような本です。
四季報では、各上場企業の情報が「銘柄コード」と呼ばれる4桁の数字の小さい順に載っています。この数字の小さな銘柄コードをもつ企業には、「水産・農林」「鉱業」「食品」「建設」など、「時代の最先端」として注目を浴びることは、あまりなかったところがずらっと並んでいます。
ところが、これらの企業に大きな変化が現れているのです。合併して名前が変わったり、経営統合のため、新たに持ち株会社として上場されたり、公的支援を受けることが決まった、そして破綻して名前が消えた会社など。もし、皆さんが2、3年前の四季報を持っていれば、最新のものと比べてみてください。
こうしたことは、決して「世紀の大発明」ではないかもしれませんが、着実に適切な状態になっているという意味では、株価を押し上げる大きな要因になるでしょう。日本株があまり長く「一服」を続けるようであれば、久しぶりに日本株ファンドを買いたいと思っています。
★タハカシくんの3月23日現在の運用評価損益
購入ファンド |
基準価額 |
評価損益 |
| ノムラ外貨MMF USマネー・マーケット・ファンド | 46,389円 |
(−3,611円) |
| ノムラ外貨MMF ユーロマネー・マーケット・ファンド | 63,631円 |
(+13,631円) |
| ノムラ外貨MMF 豪ドル・マネー・マーケット・ファンド | 75,005円 |
(+25,005円) |
| トピックス・インデックス・オープン | 49,083円 |
(+9,083円) |
| PRU国内株式マーケットパフォーマー | 11,104円 |
(+1,104円) |
| 野村MMF | 392円 |
(+392円) |
| 野村MRF | 800,012円 |
(+12円) |
| 合計 | 1,045,6163円 |
(+45,616円) |
(updated 3/29/04)
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